【ゲーム株概況(10/7)】ボルテージが底打ち反転の動き イマジニアはスマホゲーム会社設立を改めて意識 ガンホーの利益確定売り続く
10月7日の東京株式市場では、日経平均株価は6日続伸となり、前日比136.88円高の1万8322.98円で取引を終えた。9月後半に強まった世界的なリスク回避の動きが緩和されつつあり、買い戻しの動きが続いた。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ボルテージ<3639>やイグニス<3689>、エイチーム<3662>が高い。各社とも目新しい材料が出たということではないが、いずれも8月後半から9月にかけての下落から底打ち反転の動きとなっており、全体市場の環境改善とともに見直しの動きが進んでいるもようだ。
また、イマジニア<4644>は、スマホゲーム新会社SoWhatの設立があらためて意識される形となって続伸し、グリー<3632>やモブキャスト<3662>も買われた。
半面、ガンホー<3765>は、前日までティザーサイトへの期待(発表内容は『ピコットキングダム』が『レジェンド オブ キングダム』にアップデート、関連記事)で動意づいた反動から利益確定売りが続いた。ほか、三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティングを「アンダーウエート」から「ニュートラル」に引き上げるも、目標株価を5200円から5000円に引き下げたサイバーエージェント<4751>もさえない。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765
会社情報
- 会社名
- 株式会社ボルテージ
- 設立
- 1999年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 津谷 祐司
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高34億5600万円、営業損益9400万円の赤字、経常利益1500万円、最終利益500万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3639
会社情報
- 会社名
- イマジニア株式会社
- 設立
- 1986年1月
- 代表者
- 代表取締役社長兼CEO 澄岡 和憲
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高59億600万円、営業利益3億4500万円、経常利益6億5600万円、最終利益4億1600万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4644