【ゲーム株概況(10/19)】前週末に続いてガーラがS高、モバイルファクトリーも大幅続伸 ボルテージは1Q決算前に底値離脱の動き
10月19日の東京株式市場では、日経平均株価は反落し、前日比160.57円安の1万8131.23円で取引を終えた。後場より時点では前日比プラスとなる場面もあったものの、中国の7~9月期のGDP(国内総生産)が7%割れとなる6.9%増となったこともあり、中国景気の停滞への懸念が強まりが上値を抑え、マイナス圏に沈んだ。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、前週末の流れを引き継いで、韓国PlayWorks社との『Arcane』のライセンス契約を締結(関連記事)したガーラ<4777>がストップ高、15年12月期業績予想の上ブレ観測が報じられたモバイルファクトリー<3912>も大幅続伸した。
また、モブキャスト<3664>やオルトプラス<3672>、アクロディア<3823>、メディア工房<3815>、ボルテージ<3639>が大幅高し、いずれもこれといった新材料が浮上した形ではないが、ボルテージは10月29日に発表予定の第1四半期決算を前に見直し機運が高まっており、株価は底値離脱の動きとなってきている。
ほか、前週末に2015年9月期の連結業績予想の上方修正を発表(関連記事)したイグニス<3689>は、朝方に2600円台まで買われる場面があったものの、一巡後は上げ幅を縮小した。
半面、クルーズ<2138>は3日続落して再び3000円を割り込み、カヤック<3904>やAiming<3911>、ケイブ<3760>もさえない。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ボルテージ
- 設立
- 1999年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 津谷 祐司
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高34億5600万円、営業損益9400万円の赤字、経常利益1500万円、最終利益500万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3639
会社情報
- 会社名
- 株式会社イグニス
- 設立
- 2010年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 銭 錕(センコン)/代表取締役CTO 鈴木 貴明
- 決算期
- 9月