6月6日付けの日本経済新聞夕刊は、娯楽・メディア大手がソーシャルゲームやスマートフォンアプリの強化に向け、M&Aを加速していると報じている。
報道によれば、Zyngaが1~5月にArea/CodeやWonderland Softwareなど6社の買収、各社のエンジニアを取り込むことで、ソーシャルゲームやスマートフォン向けゲームの開発力を強化する、とのこと。
また、Walt Disneyも2010年夏にPlaydomを買収したのに続き、HTML5のゲームエンジンを提供するRocket Packを買収した。ソーシャルゲームなどを効率的に開発するための技術基盤を提供している同社を取り込み、収益力を高めるのが狙い。
このほか、Electronic Artsは、Firemintを買収。Firemintはスマートフォンで遊ぶ自動車のレーシングゲームなどを手掛けており、スマートフォン向けの開発体制を拡充するとしている。