日本コロムビア、16年3月期の営業益予想を1.2億円→5.1億円に上方修正…戦後70周年関連の音源使用による売上が伸長

日本コロムビア<6791>は、本日(11月2日)、今期2度目となる第2四半期の業績予想の上方修正を行うとともに、2016年3月通期の業績予想も上方修正した。

修正した通期の予想は、売上高120億円(前回予想115億円)、営業利益5億1000万円(同1億2000万円)、経常利益5億円(同1億0500万円)、最終利益3億5000万円(同1000万円)とした。従来予想からの修正率は、売上高が4.3%増、営業利益325%増、経常利益376%増となる。
 

また、第2四半期については、売上高62億8400万円(前回予想60億円)、営業利益4億1300万円(同2億8000万円)、経常利益4億1300万円(同2億7500万円)、最終利益3億0800万円(同1億9000万円)とした。
 

同社では、修正の理由について、主に特販/通販事業における利益率の高い音源利用にかかる売上が前回予想を上回ったため、と説明している。具体的には、戦後70周年を迎えて、様々なパッケージ商品や番組などが作られたが、そこで使われた音源の使用料が計上されたとのこと。日本コロムビアは、歴史の長い会社であり、古い音源を多数所有していることから引き合いがあったという。また、いずれも償却の終わったものであり、高い利益率となっているそうだ。
日本コロムビア株式会社
https://columbia.jp/company/

会社情報

会社名
日本コロムビア株式会社
設立
1910年10月
代表者
代表取締役社長 阿部 三代松
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