セプテーニHD、アクセルマーク株式の一部を譲渡　資本関係と人的関係を見直し　アクセルマークは独立性と自由度を高めて機動的な経営に

セプテーニ・ホールディングス<4293>は、この日（11月5日）、モバイルゲーム事業と「ノンコア事業」とし、同事業を手掛ける子会社アクセルマークの一部株式を譲渡すると発表した。アクセルマークは子会社ではなくなるが、IFRSベースでの連結決算上では連結対象になるという。譲渡先は国内法人1社で非開示となっている。

同社では、最適な事業ポートフォリオを検討した結果、モバイルゲーム事業については、アクセルマークとの資本関係と人的関係を見直し、アクセルマークが従来以上に独立性と自由度を高めて機動的な経営を行うことが今後の両社の企業価値最大化につながるとの判断に至った、と説明している。ネットマーケティング事業とマンガコンテンツ事業に経営資源を集中することにしたという。

セプテーニは、アクセルマーク株式21万7500株を11月9日に譲渡し、保有比率を49.96％に引き下げる。引き続き筆頭株主となる。またアクセルマークに派遣している役員については、12月16日開催の定時株主総会の終結をもって全員退任する予定。