ゲームロフトは、11月11日、2015年9月30日までの第3四半期売上高を発表した。
売上高は1億9070万ユーロ(対前年比14%増)となり、恒常為替レートベースで6%増となった。地域別では、EMEA(ヨーロッパ、中東及びアフリカ)が売上高全体の30%を占め、北米は27%、APAC(アジア太平洋)は28%、LATAM(ラテンアメリカ)は15%を占めたとしている。
また、第3四半期売上は6330万ユーロ(対前年比14%増)となり、恒常為替レートベースで6%増。第3四半期の月間アクティブユーザー数は平均1億7300万人で、年間6%の増加となり、デイリーアクティブユーザー数は平均2200万人、年間12%の増加になったという。
▼ゲームロフトCEO ミシェル・ギユモ氏コメント
「堅調なゲームサービス、そして新作ゲームの定期的な配信開始により、ゲームロフト社の平成27年度第3四半期の売上高は前年比14%増を達成しました。これはゲームロフト社の誇るべきチーム力と高品質なゲームの力を示す数字であると言えるでしょう。また、広告ソリューション事業の急速な成長、そしてApple TVにリリースした2つの人気ゲームシリーズ『アスファルト』と『ダーククエスト』が弊社の収益の多様化を安定したペースで下支えしてい
ます。ゲームロフト社は、その圧倒的なユーザー数、強いブランド力、安定した経常利益、新たな成長の機会、そして健全な財務状況により、これからも継続的な成長が実現できると確信しています」
(以下、プレスリリースより)
プロダクトに関する主要ハイライト
・AppAnnieの平成27年度第3四半期までのゲームインデックスによると、ゲームロフト社の、iOSとGoogle Playを合わせたアプリダウンロード数は世界第一位。
・ゲームロフト社の自社ブランド作品は平成27年度第3四半期までの売上高の2/3を占めました。
・新しいApple TVRに配信を開始した人気シリーズのアスファルトRとダーククエスト・は、Apple TVRの革新的な特徴や機能を全て活かし、大画面での最上級のゲーム体験の提供を自社作品の中で初めて実現したゲームです。また、アスファルト8:Airborne・は現在アメリカ合衆国でApple TVRで3番目に最もダウンロードされているゲームです。
・平成27年度にゲームロフト社は新作ゲームを11作リリースしました:『ドラゴンマニア・レジェンド』『パズルペット』『Immortal Odyssey』『エイジ・オブ・スパルタ』『ダーククエスト5』『バトルオデッセイ』『アイス・エイジ』『アバランチ』『マグナメモリア』『フォートレスブレイブ』『マーチ オブ エンパイア』『オーダー&カオス2:リデンプション』。
・『ドラゴンマニア・レジェンド』『ダーククエスト5』『フォートレスブレイブ』『マーチ オブ エンパイア』、そして『オーダー&カオス2:リデンプション』は現在ゲームロフト社の主力タイトルとなっております。
・ゲームロフト広告ソリューション事業は新しくVBANとM-INTという新たなメディアフォーマットを広告メニューに追加し、合わせて12のフォーマットを35種類のゲーム内に提供しています。
・ゲームロフト広告ソリューション事業は12の広告フォーマットに加え、ターゲティングオプション(年齢、性別、デバイス、ゲーム内アンケート)の幅を大きく広げました。
・ユーザーの位置情報を特定し、ターゲットに合わせたコンテンツを提供することができます。
・モバイル上の購買履歴から消費者の具体的なプロフィールを特定することもできます(旅行、オンラインショッピング、映画ファン等)
財務と事業の展望
ゲームロフト社は平成27年度第4四半期中に4本の新作ゲームをリリースする予定です。平成28年度は『ディズニー:マジックキングダムズ』を含む複数の新作ゲームを配信していきます。また、今年度にリリースされたゲームの堅調な成長が来年度の営業利益の維持に貢献することを期待しています。
ゲームロフト社は引き続きゲームの基本無料モデルに広告事業を掛け合わせたビジネスモデルへの転換と促進を図ります。その実現に向けてゲームロフト社は社内にデジタル広告販売部門を創設し、顧客や広告主へ優れたサービスを提供することで売上の増加を目指します。また、ゲームロフト社は大手代理店のトレーディングデスクやブランドとのインベントリーの連携も開始しています。
当社の平成27年度の財務報告は平成28年度1月28日に発表される予定です。
会社情報
- 会社名
- ゲームロフト
- 設立
- 1999年12月