エイベックスGHD、第2四半期は経常益89%減…大規模ライブやアルバムの減少、映像配信の改修費用で 持分法投資損失響く

エイベックス・グループ・ホールディングス<7860>は、11月5日、第2四半期(4-9月期)の連結を発表し、売上高686億円(前年同期比12.9%減)、営業利益14億円(同20.6%減)、経常利益2億円(同89.4%減)、最終損益3億円の赤字(前年同期4億円の黒字)だった。
 

同社では、減収減益となった理由について、大規模会場でのライヴ公演数が減少したことや音楽事業でアルバム作品の販売が減少したことに加え、映像配信サービスの競争力を高めるためのリニューアルに伴う費用が増加したことをあげている。

また、経常利益が大幅な減少、これは持分法による投資損失(9.4億円)や投資事業組合運用損(1.8億円)などを営業外損失で計上したことが響いた。最終赤字となったのは、さらに税負担が発生したことによる。

2016年3月期は、売上高1510億円(前期比10.8%減)、営業利益42億円(同51.6%減)、経常利益27億円(同68.6%減)、最終利益6億円(同90.0%減)を見込む。
 
エイベックス株式会社
https://avex.com/

会社情報

会社名
エイベックス株式会社
設立
1988年4月
代表者
代表取締役会長 松浦 勝人/代表取締役社長CEO 黒岩 克巳/代表取締役CFO 林 真司
決算期
3月
直近業績
売上高1333億8700万円、営業利益16億3300万円、経常利益15億0600万円、最終利益9億8700万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7860
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