【ゲーム株概況(11/17)】『DQ モンスターバトルスキャナー』材料にマーベラスが高い Aimingはマーベラスからの連想買いも アエリアは3日続落
11月17日の東京株式市場では、日経平均株価は3日ぶりに反発し、前日比236.94円高の1万9630.63円で取引を終えた。フランス・パリでの同時テロ発生の影響が懸念された欧州市場が底堅い推移を見せたことで買い安心感が広がり、朝方から買い優勢の展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、マーベラス<7844>やAiming<3911>、ケイブ<3760>などが高い。マーベラスは、スクウェア・エニックスと共同で、2016年に稼働を予定しているアミューズメントカードゲーム機『ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナー』のロケテストが開催されると発表(関連記事)されたことが刺激材料となったようだ。
また、Aimingは、『剣と魔法のログレス いにしえの女神』でマーベラスと協業関係にあることから連想買いが働いた側面があるもよう。
ほか、前日に売られたDeNA<2432>やアクセルマーク<3624>が反発した。
半面、アエリア<3758>は下げ幅を拡大しつつ3日続落と売り込まれる展開となり、カヤック<3904>やモブキャスト<3664>もさえない。周辺株では、16日に発表した15年10月の月次売上高が前年比0.4%増と大きく伸びが鈍化(関連記事)したファンコミュニケーションズ<2461>が朝方売られたものの、次第に下げ幅を縮小した。
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会社情報
- 会社名
- 株式会社マーベラス
- 設立
- 1997年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7844
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高181億9900万円、営業損益13億900万円の赤字、経常損益11億円の赤字、最終損益22億2700万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911