【ゲーム株概況(12/2)】Jリーグデータの研究・開発を発表でコロプラが大幅高 JPモルガンが目標株価引き上げのスクエニHDも高い
12月2日の東京株式市場では、日経平均株価は反落し、前日比74.27円安の1万9938.13円で取引を終えた。2万円大台乗せでの達成感もあって、朝方から利益確定売りが優勢な展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、コロプラ<3668>が大幅高した。コロプラは1日にデータスタジアムと共同で、Jリーグデータの研究・開発を開始することを発表(関連記事)しており、そのデータを活用したゲームが将来的に出てくるのではとの思惑を誘ったようだ。
また、JPモルガンが目標株価を4000円から4200円に引き上げたスクウェア・エニックスHD<9684>が高く、シリコンスタジオ<3907>やミクシィ<2121>、ドリコム<3793>、KLab<3656>なども買われた。
半面、ケイブ<3760>やボルテージ<3639>が売られ、前日ストップ高したアルファポリス<9467>もさえない。ケイブは、ドイツ銀行ロンドン支店に対し、第18回新株予約権の20万株の行使許可を出した(関連記事)ことで希薄化懸念が広がっている影響もあるようだ。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3563億4400万円、営業利益325億5800万円、経常利益415億4100万円、最終利益149億1200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684