【速報】gumi、2Qは15億円の営業赤字を計上…開発タイトル拡充で売上原価が増加 『クリスタル クラウン』サービス終了で特損計上【グラフ追加・追記】
gumi<3903>は、12月10日、2016年4月期の第2四半期累計(5~10月)の連結業績を発表、売上高109億2700万円(前年同期比21.9%減)、営業損益15億円の赤字(前年同期11億6200万円の黒字)、経常損益15億6100万円の赤字(同10億6600万円の黒字)、最終損益17億6500万円の赤字(同4億5800万円の黒字)となった。
子会社エイリムの『ブレイブ フロンティア』の売上高減少により減収となった一方で、開発ゲームタイトル数の拡充のために国内外で開発投資を行っていることで売上原価が前年同期比で増加。販売管理費の削減に取り組んだものの、それをカバーするには至らず営業赤字を計上した。
また、経常損益については、営業外費用として為替差損や、持分法による投資損失を計上。最終損益では、採算が見込めないタイトル(『クリスタル クラウン』)の配信終了を早期(2016年2月にサービス終了予定)に決断したことにより、3億8500万円の特別損失を計上した。
【追記】
業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、売上高は50億5600万円(前四半期比13.9%減)、営業損益9億6800万円の赤字(前四半期5億3200万円の赤字)、経常損益10億6500万円の赤字(同4億9500万円の赤字)、最終損益11億3900万円の赤字(同6億2600万円の赤字)と減収・赤字幅拡大という形になっている。
なお、同社は通期の合理的な業績予想の算定が困難であるため、第3四半期(5~1月)の業績予想のみを開示。第3四半期は売上高155億2700万円(前年同期比24.7%減)、営業損益25億円の赤字、経常損益26億6100万円の赤字を見込んでいる。
【追記】
また、第3四半期期間(11~1月)の業績予想を見てみると、売上高46億円(前四半期比9.0%減)、営業損益10億円の赤字、経常損益11億円の赤字となっている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903