【ゲーム株概況(12/21)】スマホ向け新作を12月24日より配信のサイバーステップが買われる 新規上場のマイネットはS高のまま初日を終える
12月21日の東京株式市場では、日経平均株価は続落し、前日比70.78円安の1万8916.02円で取引を終えた。前週末の米国市場安を受けて、国内市場も朝方から売り優勢の展開となり、一時は下げ幅300円超に達する場面もあった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、やはりさえない銘柄目立つ中でサイバーステップ<3810>が一時535円まで買われるなど強さを見せた。サイバーステップは、スマートフォン向け新作タイトル『コズミックブレイク ソラの戦団』のAndroid版を12月24日より配信することを発表(関連記事)していることや、PCオンラインゲーム『コズミックブレイク2』の台湾での正式サービスを開始したことなどが評価の底流にあるようだ。
また、前週末に大きく値を下げたミクシィ<2121>は反発し、大手ゲーム株ではカプコンがしっかり。
半面、gumi<3903>やenish<3667>、オルトプラス<3672>の下げがきつく、KLab<3656>やドリコム<3793>、アエリア<3758>、Aiming<3911>なども年初来安値を記録した。
なお、この日(12月21日)上場したマイネット<3928>は、開価格1680円を19.3%上回る2005円で初値を付けた後、ストップ高まで買われ、後場はストップ高に張り付いたまま初日の取引を終えた。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社マイネット
- 設立
- 2006年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 岩城 農
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3928
会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810