【ゲーム株概況(12/28)】アクセルマークやオルトプラス、gumiなど買い戻しが活発化 権利落ちでマイネットはS安も引け後に好材料発表
12月28日の東京株式市場では、日経平均株価は6日ぶりに反発し、前日比104.29円高の1万8873.35円で取引を終えた。前週末までの5日続落に対する見直し買いの動きから買い先行の展開となったものの、年末で手控えムードも強く、盛り上がりに欠いた動きとなった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全体市場と比べると買われる銘柄が目立ち、特にここ最近下げが目立っていた銘柄の買い戻しが活発化し、アクセルマーク<3624>やアクロディア<3823>、ガーラ<4777>などが大幅高し、gumi<3903>やenish<3667>も高い。前週末に下げたオルトプラス<3672>やAiming<3911>、エイティング<3785>も反発した。
それらと比べると任天堂<7974>をはじめ、大手ゲーム株は動きが小幅にとどまっており、値動きが軽い銘柄に短期資金が向かったととらえることもできそうだ。
半面、前週末に2015年12月期の配当予想修正を受けて急騰したアエリア<3758>は、権利落ちで利益確定の売りに押されて小安い。
そのほかでは、マイネット<3928>も2015年12月期の権利落ちとなったこともあり、大幅続落となり、この日はストップ安まで売られた。ただ、本日(12月28日)の大引け後にNubee Tokyoのスマートフォンゲーム『神界のヴァルキリー』を2016年1月1日付で買収することを発表(関連記事)しており、明日はこれがどう評価されるのかも注目されるところだ。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624
会社情報
- 会社名
- 株式会社マイネット
- 設立
- 2006年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 岩城 農
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3928