サクセスは、12月29日、東京・後楽園ホールで『リング☆ドリーム~女子プロレス大戦~(以下、リングドリーム)』が主催するDDTプロレス興行『Encore~星空プロレス~』を開催した。また、声優の日高のり子さん、山崎和佳奈さん、松井菜桜子さんによるアイドルユニット「backdrops」のデビューライブも行われた。会場は満席だったが、終始、笑いと熱気にあふれるイベントであった。最後に、サクセスの吉成隆杜社長から第3回目の興行が行われることも明らかにされた。
『リングドリーム』とは
豪華イラストレーターと声優を起用した女子プロレスカードゲームだ。100名以上の女子レスラーが登場する。プレイヤーは、女子プロレスのマネージャーとなり、女の子たちをスカウトし、スカウトした女の子をプロレスラーとして育成し、試合やトレーニングを重ねて最強の座を目指していく内容となっている。DDTとは長きにわたってコラボを行っており、レスラーの美少女化計画を行っていることでも話題になった。
豪華イラストレーターと声優を起用した女子プロレスカードゲームだ。100名以上の女子レスラーが登場する。プレイヤーは、女子プロレスのマネージャーとなり、女の子たちをスカウトし、スカウトした女の子をプロレスラーとして育成し、試合やトレーニングを重ねて最強の座を目指していく内容となっている。DDTとは長きにわたってコラボを行っており、レスラーの美少女化計画を行っていることでも話題になった。
DDTプロレス興行は、今年2月に開催されたリアル興行に続く2回目となる。会場には、DDTのファンだけでなく、『リングドリーム』のプレイヤーで、初めて生のプロレスを観戦するという人も多かったようだ。しかし、明るく、そしてユーモアにあふれ、独自の世界観を持つDDTの試合に魅了された人も多かったようだ。会場出口付近でも「楽しかった」などと話しながら帰途につく人が多かったように思う。記者も初めての観戦だったが、明るく楽しい雰囲気が好きになり、個人的に見に行きたいと感じた次第だ。
当日は、ゲーム内で美少女化された選手が数多く登場した。試合形式は多種多様で、オーソドックスな4人タッグマッチに加え、東京女子プロレスによる試合、男女混成チームによる3対3の6人タッグマッチ、そして、時間差入場バトルロイヤルなどが行われた。コミカルで笑いあふれる試合を展開していたかと思えば、キレのある技の応酬や、キックやエルボーパットによる激し打撃戦も披露し、会場を盛り上げていった。
東京女子プロレスの試合では、山下実優選手、清水愛選手、辰巳リカ選手、滝川あずさ選手 対 KANNA選手、中島翔子選手、坂崎ユカ選手、のの子選手による8人タッグマッチが行われ、KANNA選手、中島翔子選手、坂崎ユカ選手、のの子選手が激闘を制した。東京女子プロレスでは、2016年1月4日に興行を行うそうだ。指定席券は2000円と格安なので、興味ある人はどうぞ(→試合の情報)。
▲試合には、声優としても活躍する清水愛さんも選手として参戦した(写真はコーナートップからダイビングボディプレスを決める清水選手)。日高のり子さんは、「普段はおとなしくてかわいらしいのに」と試合での活躍ぶりに驚いていた。
時間差入場バトルロイヤルでは、試合の勝者は『リングドリーム』内で美少女化してもらえることになった。選手が数分おきに登場してリング内に参加するバトルロイヤルで、トップロープから落ちたり、3カウントとられると脱落となる。激しい戦い(?)の末、勝者となった彰人選手の美少女化が決定! 彰人選手は「美少女化されるとしたギャル。しかも、(本人もDDT内ではもっとも胸囲があるため)一番巨乳でかわいいキャラで!」とリクエストを出したところ、松本プロデューサーと原作者のでいしろう氏からOKの返事が。
女色ディーノ選手、高尾蒼馬選手、DJニラ選手、大石真翔選手、ヨシヒコ選手による5WAYマッチ。勝者には美少女キャラに日高さんが声を当ててくれることに。女色ディーノ選手は男性客の多さに落胆して出場を拒否。代わりに男色ディーノ選手が出場することになった。試合中、アイドルファンである大石選手は「backdrops」がアイドルなのか疑問を呈し、他の選手に力づくで本音を言わせようとするも失敗。大石選手の攻撃に苦戦しながらも、試合を制したディーノ選手は大石選手に対し、「アイドルとは、年齢に関係なく、人を応援し力を与える存在」とし、「backdrops」は立派なアイドルであると力説した。大石選手もそれに納得し、日高さんに謝罪。よくわからないが、感動的な結末に…なるかとおもいきや…。
▲試合後の女色ディーノ選手のアフレコの練習。ディーノ選手の「ファイト一発」を見て、思わず崩れ落ちる日高さん。
▲メインイベントは、HARASHIMA選手、入江茂弘選手(withでいしろう)、大家健選手 対 高木三四郎選手(with成賀くるみ)、アントーニオ本多選手、石井慧介選手による6人タッグマッチ。入江選手がフライング・ソーセージで制した。
▲メインイベントで活躍した入江選手は、試合前に物販コーナーにも登場した。試合中とは打って変わって、温厚で和やかな人だ。美少女キャラが描かれたTシャツを購入するとサインを書いてくれた。Tシャツが2000円とお手頃価格だったため、記者も購入した。入江選手にポーズを取ってもらった。
▲アイドルユニット「backdrops」のデビューライブも行われた。キラキラした衣装に身を包んだ3人は、デビュー曲「Don't fly!」を披露。息のあったダンスも見どころだ。今後も継続的に活動を行っていくという。
■『リング☆ドリーム ~女子プロレス大戦~』
©SUCCESS Corp. ©でいしろう
会社情報
- 会社名
- 株式会社サクセス
- 設立
- 1978年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 吉成 隆杜
- 決算期
- 5月