ブロッコリー<2706>は、この日(1月8日)、2016年2月期の業績予想を修正し、売上高62億円(前回予想59~63億円)、営業利益9億円(同9~12億円)、経常利益9億円(同9~12億円)、最終利益6億円(同6~8億円)とした。各利益項目については、レンジ予想の下限での着地となった。前期との比較では、売上高が0.9%減、営業利益が38.8%減、経常利益が39.4%減、最終利益が33.7%減となる見通し。
同社では、修正の理由について、リアルグッズ部門が予想を上回ったものの、スマートフォン向けゲームアプリの不調、トレーディングカードゲームの苦戦などが苦戦したことを鑑みたため、と説明している。配当予想も、4~5.5円のレンジ予想だったが、今回、4円とした。こちらもレンジの下限となった。
同時に発表した第3四半期累計(2015年3~11月期)の決算は、売上高41億1600万円(前年同期比1.9%減)、営業利益4億9500万円(同50.2%減)、経常利益4億8600万円(同51.1%減)、最終利益3億1100万円(同49.2%減)だった。
■コンテンツ部門
コンテンツ部門では、女性向けコンテンツ『うたの☆プリンスさまっ♪』は、プレイステーションポータブル専用ソフト『うたの☆プリンスさまっ♪All Star After Secret』を3月12日に発売し、関連作品のバックオーダーも堅調に推移した。TVアニメ第3期『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ』CDシリーズもすべてオリコン週間シングルランキングで全てTOP10入りするなど好調だった。『Shining All Star CD』第2弾や、『うたの☆プリンスさまっ♪シアターシャイニング BLOODY SHADOWS』も順調に伸びた。
また、同社初の男性専属アーティスト蒼井翔太さんも、4月22日に1stフルアルバム『UNLIMITED』を発売し、オリコン週間アルバムランキング7位にランクイン。5月に実施した2nd LIVE 『UNLIMITED』をTOKYO DOME CITY HALLで開催し、約4000名を動員した。
その一方、スマートフォン向けゲームアプリ『うた☆プリアイランド』は、新機能の追加やコンテンツの拡充等、継続的なアップデートを行い、ユーザー数の維持・拡大に努めたが、低調な課金率が続き、3月で終了する予定。これに伴いイニシャルコストの未償却分の減価償却を行い、損失を計上することにしたという。今後は、他社との共同開発も含めて、より音楽性やゲーム性を追求した顧客満足度の高い新規タイトルを複数投入するという。
また、男性向けコンテンツでは、トレーディングカードゲーム『Z/X -Zillions of enemy X-』シリーズのブースターを計画どおり発売したが、昨年以来の競合他社タイトル発売の中、苦戦が続いた。なお、タカラトミーの人気トレーディングカードゲーム 『WIXOSS-ウィクロス-』とコラボレーションするなど新しい展開も予定しているという。
■リアルグッズ部門
自社ライセンス製品では、『うたの☆プリンスさまっ♪』関連グッズは、売上計画を上回り、過去最高売上を記録した昨年度売上に並ぶ高実績となった。TVアニメ第3期放映に伴い、店頭や通販での販売を強化したことや、『うたの☆プリンスさまっ♪』5周年記念イベント『シャイニングストアサテライト』・コンセプトショップ『シャイニングストア』(東京原宿にて7月26日から10月25日まで開催)においてイベントでの販売も強化し、11月には当社オリジナルヘッドホン『PRINCE HEADPHONE』(全11種)を発売するなど、新規アイテムにも積極的に取り組んだ。
他社ライセンス製品は、男性向けコンテンツ市場がヒット作品に恵まれ活性化していることに伴い、人気イラストレーターteracco(てらこ)氏を起用したオリジナルデフォルメグッズシリーズ『chipicco(ちぴっこ)』第1弾を10月に発売するなど、新規アイテムの発案・発売も行い、好調に推移した。また、足元では女性層をターゲットとした新ファッションライン『Daily Dream closet』を立ち上げ、第1弾として『ラブライブ! KiRa-KiRa Sensation! イメージトップス』を12月より発売するなど、来期に向けた展開も始めた。
同社では、修正の理由について、リアルグッズ部門が予想を上回ったものの、スマートフォン向けゲームアプリの不調、トレーディングカードゲームの苦戦などが苦戦したことを鑑みたため、と説明している。配当予想も、4~5.5円のレンジ予想だったが、今回、4円とした。こちらもレンジの下限となった。
■第3四半期は営業益51%減で着地
同時に発表した第3四半期累計(2015年3~11月期)の決算は、売上高41億1600万円(前年同期比1.9%減)、営業利益4億9500万円(同50.2%減)、経常利益4億8600万円(同51.1%減)、最終利益3億1100万円(同49.2%減)だった。
■コンテンツ部門
コンテンツ部門では、女性向けコンテンツ『うたの☆プリンスさまっ♪』は、プレイステーションポータブル専用ソフト『うたの☆プリンスさまっ♪All Star After Secret』を3月12日に発売し、関連作品のバックオーダーも堅調に推移した。TVアニメ第3期『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ』CDシリーズもすべてオリコン週間シングルランキングで全てTOP10入りするなど好調だった。『Shining All Star CD』第2弾や、『うたの☆プリンスさまっ♪シアターシャイニング BLOODY SHADOWS』も順調に伸びた。
また、同社初の男性専属アーティスト蒼井翔太さんも、4月22日に1stフルアルバム『UNLIMITED』を発売し、オリコン週間アルバムランキング7位にランクイン。5月に実施した2nd LIVE 『UNLIMITED』をTOKYO DOME CITY HALLで開催し、約4000名を動員した。
その一方、スマートフォン向けゲームアプリ『うた☆プリアイランド』は、新機能の追加やコンテンツの拡充等、継続的なアップデートを行い、ユーザー数の維持・拡大に努めたが、低調な課金率が続き、3月で終了する予定。これに伴いイニシャルコストの未償却分の減価償却を行い、損失を計上することにしたという。今後は、他社との共同開発も含めて、より音楽性やゲーム性を追求した顧客満足度の高い新規タイトルを複数投入するという。
また、男性向けコンテンツでは、トレーディングカードゲーム『Z/X -Zillions of enemy X-』シリーズのブースターを計画どおり発売したが、昨年以来の競合他社タイトル発売の中、苦戦が続いた。なお、タカラトミーの人気トレーディングカードゲーム 『WIXOSS-ウィクロス-』とコラボレーションするなど新しい展開も予定しているという。
■リアルグッズ部門
自社ライセンス製品では、『うたの☆プリンスさまっ♪』関連グッズは、売上計画を上回り、過去最高売上を記録した昨年度売上に並ぶ高実績となった。TVアニメ第3期放映に伴い、店頭や通販での販売を強化したことや、『うたの☆プリンスさまっ♪』5周年記念イベント『シャイニングストアサテライト』・コンセプトショップ『シャイニングストア』(東京原宿にて7月26日から10月25日まで開催)においてイベントでの販売も強化し、11月には当社オリジナルヘッドホン『PRINCE HEADPHONE』(全11種)を発売するなど、新規アイテムにも積極的に取り組んだ。
他社ライセンス製品は、男性向けコンテンツ市場がヒット作品に恵まれ活性化していることに伴い、人気イラストレーターteracco(てらこ)氏を起用したオリジナルデフォルメグッズシリーズ『chipicco(ちぴっこ)』第1弾を10月に発売するなど、新規アイテムの発案・発売も行い、好調に推移した。また、足元では女性層をターゲットとした新ファッションライン『Daily Dream closet』を立ち上げ、第1弾として『ラブライブ! KiRa-KiRa Sensation! イメージトップス』を12月より発売するなど、来期に向けた展開も始めた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ブロッコリー
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 鈴木 恵喜
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高65億6300万円、営業利益2億8300万円、経常利益3億1200万円、最終利益1億6800万円(2022年2月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2706