Wright Flyer Studiosの『消滅都市』において、1月9日~1月14日の期間、開催されていたランキングイベント「コール ミー クイーン!」。本稿では、今回のイベントにおいて「総合トップ100」でよく使われたタマシイや、ランキングを通しての総括をしていく。
■イベント期間
2016年1月9日(土)20:00~1月14日(木)22:59
●ランキングイベントとは?
期間限定で開催される特別クエスト。クリア時に獲得できる「スコア」で、自身の割り振られたグループや、全国のユーザーと競い合うイベントとなっている。獲得したスコアや、最終的なグループ順位に応じて、「フクザワ」や限定タマシイをゲットするために必要な「ガチャ券」などの報酬が手に入る。なお、今回は1グループ200人前後での開催となった。
■リーダー倍率3,2倍の変異(同一属性追加)光アリスが強し!
まずは、今回「総合トップ100」の中で最も使われていたリーダータマシイをチェック。
・「総合トップ100」人気リーダータマシイランキング
1位 終わらない夢物語 アリス:59
2位 覚醒型シシララOD:34
3位 正義の襲撃者 アヤメ:4
4位 戦場の天使 ナイチンゲール:3
5位 執念の観測者 岡部倫太郎:1
(計101)
※ゲーム内の「総合トップ100」では、101位まで表示されているため101人分で集計
1位に輝いたのは、59人と過半数を占めた「終わらない夢物語 アリス(以下、変異光アリス)」。タマシイの変異システムが実装されたことから、同一属性を追加することで光属性タマシイの中では攻撃力アップ最高倍率となる3,2倍を得たのが最も大きな要因だろう。
次いで多かった「覚醒型シシララOD(以下、シシララOD)」は、スキル「紅焔舞踏#21」が6倍の光属性攻撃であることから、3戦目の高防御キャラ「キラープリンセス スミレ」戦をスキルで一撃、かつ低いチェイン数で突破できたことがタイム短縮にも繋がり、人気だった模様。
最終的な結果を見るに、上位陣にはやはりスキル以外の部分でも攻撃倍率の高い変異光アリスが多かったが、そこにシシララOD陣がどれだけ迫れるか、といった部分も今回のランキングの見所となった。
■飛行or変換飛行? ダイブスキルがバッサリと二分に
続いて、「総合トップ100」の中でよく使われていたサブタマシイをチェック。
・「総合トップ100」人気サブタマシイTOP10
1位 超存在 タイヨウ:99
2位 羨望の妖精 ティンカーベル:93
3位 光帝 ナポレオン(※唯一帝 ナポレオンを含む):84
4位 ドリームメイカー ケント:40
5位 水中の魔術師 リョウスケ:33
6位 死神 スズメバチ:27
7位 超存在 ツキ:15
8位 狐神に選ばれし娘 サヨ:4
9位 皇帝 ナポレオン、四代目火影を超える忍 ナルト:2
10位 解放の殺し屋 スズメバチ、皇梨 ふなれおん、花に愛されし家元 サユリ、幸せいっぱいの新婦 ハヅキ、正義の襲撃者 アヤメ:1
(計404)
※ゲーム内の「総合トップ100」では、101位まで表示されているため101人分で集計
この中で注目したいのは、高速移動でスフィアを回収できる「飛行スキル」を持つキャラたちだ。今回のランキングでは、スフィアの属性を変える「スフィア変換」のスキルを併せ持つ「ドリームメイカー ケント(以下、ケント)」を使うユーザー(40人)と、飛行スキルのみを持つキャラ(「水中の魔術師 リョウスケ」、「死神 スズメバチ」など)を使うユーザー(計61人)で、ほぼ真っ二つとなった。これは、スフィア変換をせずともクエストをクリアーできるだけのダメージが確保できることの証となるが、ケントを使っていたユーザーもほぼ同数ほどいたことから、クエスト全体の流れを通して、敵の体力や攻撃速度が絶妙なバランスで調整されていたと言える。
ただ、トップ10内のユーザーを見ると、飛行のみのキャラを愛用していた方が多いことから、自身の技術で細部までスフィアの取得量を見極め、攻撃の回転率を上げた方が最高スコアが伸びたといったところだろうか。
また、チェインアップのスキルを持つキャラの代わりに、「超存在 タイヨウ(以下、タイヨウ)」や「超存在 ツキ」といった割合で敵にダメージを与えられるスキルを持つキャラを2体編成した方もいたことから、票数が伸び、今回サブで最も使われたのはタイヨウという結果になった。
■ランキングイベント「コール ミー クイーン!」を筆者が総括
2度目の開催となったランキングイベント「コール ミー クイーン!」。前回の開催時からクエストに一部バランス調整が入り、よりシビアなスフィア調整が要求されるクエストになった印象を受けた。
今回のランキングで私的に最も大きなポイントとなったのは、ボス戦の「無慈悲な女王さま マリー」を如何に素早く回復させるか。というのも、敵を回復させることで与えるダメージの総量が増え、最終的なスコアが高くなるという仕組みだったからだ。
しかし、回復前にある程度の攻撃を与えておかないと充分に回復しない(※回復時に最大HPを超えた分のHPが無駄になるため)反面、回復前に敵のHPを削りすぎると相手の行動が変化するというジレンマもあり、スフィアを取りすぎず、かつ逃しすぎずの調整が難しいポイントとなった。
(文:消滅亭やまはん)
■『消滅都市』
(c) Wright Flyer Studios, Inc.
会社情報
- 会社名
- 株式会社WFS
- 設立
- 2014年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 柳原 陽太