日本初のオリジナルアリーナショー『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』制作発表会をレポート 勇者とトルネコ役はオーディションで決定
スクウェア・エニックスは、1月20日、汐留・日テレホールにて、大規模アリーナショー『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』制作発表会を実施した。
『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』は、発売30年を迎える国民的RPG『ドラゴンクエスト』を記念して、この夏、全国5大アリーナ(さいたまスーパーアリーナ、マリンメッセ福岡、名古屋 日本ガイシホール、大阪城ホール、横浜アリーナ)で約40万人を動員するオリジナルアリーナショーだ。『ドラゴンクエストIII』の物語をベースに制作する本作は、音楽、映像、アクション、アートパフォーマンスなど、あらゆる要素を盛り込んだライブエンターテインメントになるという。
今回は、そんな『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』制作発表会の様子をレポートしていく。
▲会場には、シリーズお馴染みのモンスターたちのオブジェも。
■史上初のエンターテインメントショーでこれまでにない冒険を体験!
まず始めに、この日、司会を務めた日本テレビアナウンサーの桝太一さんが登壇。続いて、日本テレビ放送網 代表取締役 社長執行役員の大久保好男さん、讀賣テレビ放送 代表取締役社長の望月規夫さん、中京テレビ放送 代表取締役社長の山本孝義さん、福岡放送 代表取締役社長の足立久男さん、演出家の金谷かほりさん、ステージデザインを担当するレイ・ウィンクラーさん、スクウェア・エニックス エグゼクティブプロデューサーの三宅 有さん、日本テレビ放送網 プロデューサーの依田謙一さんが入場し、それぞれ挨拶を行った。
▲ファミコン時代からの『ドラクエ』ファンで、「みかがみの盾」と「バシルーラ」が好きだという桝アナウンサーは、登壇するなりスライムの帽子を装備し、会場を沸かせた。
▲左から、日本テレビ放送網 大久保好男 代表取締役 社長執行役員、讀賣テレビ放送 望月規夫 代表取締役社長、中京テレビ放送 山本孝義 代表取締役社長、福岡放送 足立久男 代表取締役社長。
▲左から、演出家の金谷かほりさん、レイ・ウィンクラーさん、スクウェア・エニックス 三宅 有 エグゼクティブプロデューサー、日本テレビ放送網 依田謙一 プロデューサー。
■依田プロデューサーが公演の詳細を発表
その後、桝アナウンサー同様にスライムの帽子を装備した依田プロデューサーからショーの内容紹介が行われた。依田さんは、あまり聞き馴染みのないアリーナーショーのことを「テーマパークがそのまま飛び出してきた、移動型遊園地みたいなものです」と表現。その一言で、エンターテインメントの要素がふんだんに詰め込まれたステージになるであろうことを想起させた。「勇者は、あなただ」というキャッチコピーの通り、観客自身が主人公になれる、日本ならではのショーを追及していくとのこと。
また、テリー、アリーナ、ヤンガス、パノンを始め、シリーズ全10作品より、人気キャラクターたちが次々に舞台に登場することを明かした。
さらに、主人公である勇者、商人 トルネコの役をオーディションで選考することを発表。詳細については、後日、改めて公開されるとのこと。
そのほか、プロモーションビデオを公開したり、全国各地の強豪マーチングバンドが大編成で集結して音楽を彩ること、多数のキッズダンサーが出演することなど、演出への期待が膨らむ内容も明らかに。
▲小学生時代、『ドラゴンクエスト』にハマった依田さんは、続編の企画書を書いてエニックス(現 スクウェア・エニックス)に持ち込んだという話も。
■金谷さん、レイさんの舞台演出に期待大
演出家の金谷さんからは、「夢・希望・未来を託して付けられた名前への想い、その感情をテーマにしています」との話も。
金谷さんからお話を受けたレイさんは、「観客の皆様が、この一大スペクタクルの中に入ったような経験を感じ取っていただけるようなセットをデザインさせていただきました」と語った。
▲「自分の持てる限りの力、情熱、全てを注いでこのショーを成功させたいと思います。メラです」と意気込みを語った金谷さん
▲「金谷さんの後ろで、彼女を支えたいと思います」と舞台への想いを口にしたレイさん(写真右)。
▲本作の舞台イメージ。ステージには動くモニターなど、仕掛けが盛りだくさん。
■『ドラゴンクエスト』の生みの親、堀井雄二さんが登場!
ここで、『ドラゴンクエスト』の生みの親、ゲームデザイナーの堀井雄二さんが登壇。
堀井さんは、今回の舞台が『ドラゴンクエストIII』であることについて、「『ドラゴンクエストIII』は、『ドラゴンクエストI』との流れが上手く繋がった、思い出深い作品です。社会現象になるほどヒットして、凄く嬉しかったのを覚えています」と当時の思い出を語ってくれた。
また、勇者がオーディションで決まるということで、「みなさんが感情移入できるような人物、なってみたいなと思う人に期待しています」と勇者に求める条件を直々に提示した。
ここで、『ドラゴンクエスト』の生みの親、ゲームデザイナーの堀井雄二さんが登壇。
堀井さんは、今回の舞台が『ドラゴンクエストIII』であることについて、「『ドラゴンクエストIII』は、『ドラゴンクエストI』との流れが上手く繋がった、思い出深い作品です。社会現象になるほどヒットして、凄く嬉しかったのを覚えています」と当時の思い出を語ってくれた。
また、勇者がオーディションで決まるということで、「みなさんが感情移入できるような人物、なってみたいなと思う人に期待しています」と勇者に求める条件を直々に提示した。
▲「今のプロモーションビデオを見て、僕自身、早く公演を見たくなりました」と思わず笑顔がこぼれた堀井さん。
最後に、堀井さんは「公演をみた方には、自分が勇者だということを実感してほしいですね」と感想を口にして当発表会の締めとした。
【公演概要】
『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』
公演期間:2016年7月22日(金)~8月31日(水) 全39公演(予定)
チケット発売日:最速先行 2016年1月20日(水)20:00~
一般発売 2016年4月23日(土)
チケット窓口:イープラス
チケットぴあ
ローソンチケット
e-get
チケットぴあ店頭、コンビニエンスストア(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップ)で直接購入できる。
団体予約:団体での申し込みは各地お問い合わせ先までご連絡
チケット料金:S席 大人(9500円)、子供(7500円)
A席 大人(7500円)、子供(5500円)
先行限定ちいさなメダル付きプレミアムチケット S席 大人(12500円)、子供(10500円)※「いろんなスライムのメダルセットA」と「強敵モンスターのメダルセットB」の2種
主催:ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー製作委員会[日本テレビ / 読売テレビ / 中京テレビ / 福岡放送 / DNDP / 電通 / ドワンゴ / イープラス / ぴあ / ローソンチケット / BS日テレ / ディスクガレージ / 読売新聞社 / 第一通信社 / TOKYO MX]
開催各地幹事局:さいたま・横浜=日本テレビ / 大阪=読売テレビ / 名古屋=中京テレビ / 福岡=福岡放送
運営:プロマックス / ディスクガレージ / ミューベンツ・ジャパン / サンデーフォークプロモーション / キョードー西日本
企画・監修:ドラゴンクエスト30周年実行委員会
企画協力:スクウェア・エニックス / 集英社
企画・制作:日本テレビ
■関連サイト
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会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)