モバイルファクトリー、位置ゲームで行ったO2Oイベントの経済効果は前年比9.8倍の6.6億円と試算 参加者も11.5倍の2.9万人に
モバイルファクトリー<3912>は、1月21日、位置情報連動型ゲーム『駅奪取』『駅奪取 PLUS』『ステーションメモリーズ!(駅メモ!)』で、2015年に実施したO2Oイベントの経済効果(イベント毎の交通費、飲食代、宿泊費、お土産代)について、6億6739万円になったとの試算を発表した。同社のイベントには、2万9650人が参加したそうだ。
同社では、2015年においては、1月の三陸鉄道との復興支援コラボイベントを皮切りに、北は東北、南は九州まで全国各地で8つのイベントを開催したという。2015年は、2014年に比べて4倍とO2Oイベントの開催に力を入れた年だったが、送客数は11.5倍と大きく成長するとともに、経済効果についても9.8倍の成長を達成したとのこと。
モバイルファクトリーは、O2Oイベントについて、地域経済の活性化に貢献することができたとしつつ、今後も"地方を元気に"をキーワードに、ゲームに位置情報要素を加えた「位置情報連動型ゲーム」を使って全国の地方自治体や鉄道事業者等と協業したイベントを企画し、ユーザーの「移動」を促進する「オンライン・トゥ・オフライン(O2O)」の取り組みによる地域振興を積極的に行っていく、としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912