2月5日の主なネット・ゲーム関連企業の決算発表…ミクシィ、DeNA、日本一ソフト、セガサミーHDが3Q決算を発表

ミクシィは、2016年3月期通期の連結業績予想の上方修正を1月21日に既に発表しており、発表される業績数字そのものは大きなサプライズはないだろう。業績の数字という観点で言えば、第2四半期期間（7～9月）は四半期推移（QonQ）で減収減益となっていたが、第3四半期期間（10～12月）はこれが改善しているのかどうかを確認するということがポイントになる。さらに先日リリースされた新作『ブラックナイトストライカーズ』の今後の展望などもしっかりと確認しておきたい。

一方、DeNAは、プロ野球シーズンの閉幕という季節要因もあって、第3四半期期間（10～12月）の業績はQonQで減収減益となる見通し。その中でゲーム事業は、IPを活用した協業タイトルを展開しつつ、オリジナルタイトルも手掛ける方針で、IP協業タイトルでは、バンダイナムコとの協業となる『ONE PIECE サウザンドストーム』が2016年の早いタイミングでリリースされる予定としている。また、先日、任天堂<7974>が同社との協業アプリとなる「Miitomo」の事前登録について発表を行ったが、この協業展開を今後どう育てていくことを目指しているのかも注目したい。
 

コード	会社名	決算期末	種別
2121	ミクシィ	3月	3Q
2193	クックパッド	12月	本決算
2432	ディー・エヌ・エー	3月	3Q
2433	博報堂DYHD	3月	3Q
3179	シュッピン	3月	3Q
3676	HUG	3月	3Q
3754	エキサイト	3月	3Q
3851	日本一ソフト	3月	3Q
4800	オリコン	3月	3Q
6460	セガサミーHD	3月	3Q
6736	サン電子	3月	3Q
9409	テレビ朝日HD	3月	3Q