ファンコミ、15年12月期は売上高11%増、営業益3%増と増収増益を確保 CPA型アドネットワークが好調 「nend」はゲームカテゴリの広告が減少
ファンコミュニケーションズ<2461>は、2月8日、2015年12月期の連結決算を発表、売上高357億8900万円(前々期比11.9%増)、営業利益61億1400万円(同3.8%増)、経常利益61億7900万円(同3.9%増)、当期純利益39億5000万円(同8.8%増)と増収増益を確保した。主にスマートフォン経由の広告収入が拡大し、売上高が増加した。
各セグメント別の状況は以下の通り。
①CPA型アドネットワーク事業…売上高203億3100万円(前々期比19.7%増)、営業利益42億3500万円(同12.0%増)
各種キャンペーンや広告主に向けて費用対効果を高めるコンサルティング活動を行った。特に「A8.net(エーハチネット)」は、美容・人材カテゴリにおいて売上高が大きく伸長した。
②CPC/ターゲティング型アドネットワーク事業…売上高148億1600万円(同3.4%増)、営業利益31億5900万円(同1.2%増)
「nend(ネンド)」において、ゲームカテゴリの広告主の出稿が減少した一方、「nex8(ネックスエイト)」において利用広告主数が増加したことに伴い売上高が増加した。
③その他…売上高6億4100万円(同5.2%減)、営業利益100万円(同2500万円増)
広告収入を収益モデルとした自社媒体事業及び他社媒体広告販売等を展開した。
なお、2016年12月期通期の予想については、売上高380億円(前期比6.7%増)、営業利益62億円(同1.4%増)、経常利益62億4000万円(同1.0%増)、当期純利益41億7000万円(同5.6%増)の見込み。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ファンコミュニケーションズ
- 設立
- 1999年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 二宮 幸司
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2461