【ゲーム株概況(2/10)】KLabが一時S安まで売られる 通期予想の下方修正を嫌気しバンナムHDが大幅安 エイティングも後場に入って下げ幅拡大
2月10日の東京株式市場では、日経平均株価は続落し、前日比372.05円安の1万5713.39円と1万6000円台を割り込んで取引を終えた。1万6000円割れは2014年10月以来となる。ただ、一時は下げ幅600円超まで売られたものの、大引けにかけてはやや下げ幅を縮小した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全体市場と同様にほぼ全面安の商状の中で、マーベラス<7844>やトーセ<4728>がプラス圏を確保した。また、三菱UFJモルガン・スタンレーが目標株価を630円から670円に引き上げたグリー<3632>も下げ幅を縮小した。
半面、前日に決算内容を嫌気してストップ安となったKLab<3656>はこの日も一時ストップ安となるなど厳しい値動きとなり、前日に2016年3月期の業績予想の下方修正を発表(関連記事)したバンダイナムコホールディングス<7832>も大幅安した。
また、前場引け後に第1四半期決算の発表とともに第2四半期の業績予想の下方修正を発表したエイティング<3785>も後場に入って下げ幅を拡大。ケイブ<3760>やガーラ<4777>の下げもきつい。
ガンホー<3765>とミクシィ<2121>はそろって昨年来安値を更新した。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832