GMO、15年12月期は証券・ネットインフラ伸び売上高・利益ともに過去最高 ゲーム関連は赤字と苦戦続く

GMOインターネット<9449>の15年12月期の連結は、売上高1263億円(前の期比15.5%増)、営業利益148億円(同14.5%増)、経常利益148億円(同16.7%増)、最終利益134億円(同129.7%増)といずれも過去最高を更新した。特に最終利益については、GMOクリックホールディングス株式の売却益の計上もあり、大幅な増益となった。

 
GMOの15年12月期の連結業績


主力のインターネットインフラ事業とインターネット証券事業が好調に推移したことが主な要因。インターネット広告・メディア事業は減益となったほか、スマートフォンゲームを展開するモバイルエンターテイメント事業は7億5200万円の営業赤字を計上した。赤字幅が縮小したものの、売上も減少するなど苦戦が続いている。

 
【セグメント別の売上高・営業利益】


16年12月期は、売上高1350億円(前期比6.9%増)、営業利益165億円(同11.5%増)、経常利益165億円(同11.1%増)、最終利益70億円(同47.8%減)を見込む。

 
GMOインターネットグループ株式会社
http://www.gmo.jp/

会社情報

会社名
GMOインターネットグループ株式会社
設立
1991年5月
代表者
代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
決算期
12月
直近業績
売上高2456億9600万円、営業利益437億4600万円、経常利益460億2500万円、最終利益132億900万円(2022年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9449
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