【ゲーム株概況(2/18)】『Miitomo』事前登録開始で任天堂とDeNAが大幅高 アクセルマークは資金調達、NJHDは子会社の新作事前登録でS高
2月18日の東京株式市場では、日経平均株価は反発し、前日比360.44円高の1万6196.80円で取引を終えた。前日の米国市場高やWTI原油価格の上昇で市場心理が改善し、朝方か買い先行の展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、前日(2月17日)にスマートデバイス向けアプリ『Miitomo(ミートモ)』の事前登録を開始(関連記事)したことも好感され、任天堂<7974>とDeNA<2432>が大幅高した。
また、アクセルマーク<3624>がストップ高となるなど急騰した。アクセルマークは、前日に金融機関より無担保・無保証で7億円の借入を実施することを発表(関連記事)しており、今後の事業拡大に向けた動きへの思惑が先行しているもようだ。
周辺株では、エヌジェイホールディングス<9421>が前場中ごろからストップ高に張り付いた展開のまま取引を終えた。子会社のトライエースがNTTドコモ<9437>と共同で、本格RPG 『Heaven×Inferno(ヘブン×インフェルノ)』の事前登録を本日より開始(関連記事)したことが株価を強く刺激した形となっている。
半面、買い優勢の展開の中で、オルトプラス<3672>やenish<3667>、アクロディア<3823>が売られ、大手ゲーム株ではバンダイナムコHD<7832>がさえない。
前日まで4日連続ストップ高していたマイネット<3928>は、4000円に迫る3985円まで買われた後、さすがに利益確定の売り物に押された。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974
会社情報
- 会社名
- 株式会社エヌジェイホールディングス(NJHD)
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 筒井 俊光
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高96億9800万円、営業利益1億200万円、経常利益9600万円、最終利益2億7400万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 9421