カヤック<3904>は、2月26日、スマートフォンゲームアプリに特化した賞金付き大会サービス『RANKERS』(ランカーズ)のAndroidアプリ版をリリースするとともに、開発者向けの大会開催に必要なSDK(開発環境: Unity、Cocos2d-x、iOS、Android)を2月9日より配布している。
「RANKERS」は、賞金付きスマホゲーム大会が集まる新サービス。RANKERSオリジナルタイトルを含む、アクション、パズル、シューティングなど、カジュアルゲームを中心とした幅広いジャンルのタイトルで大会が開催される。ユーザー登録および大会参加は無料、賞金は一大会あたり総額5000円~100万円を予定しているという。
ディベロッパーは、提供されているSKDを自社ゲームアプリに導入することで、大会実施に必要な「画面」「アカウント管理」「スコア集計」の機能を自社開発することなく簡単に実装できる。SDK実装後に審査フローを経て、大会が開催できるそうだ。
デベロッパーサイトの管理画面上では、入稿や入賞順位(1位~1000位)、賞金の振り分け条件の設定が可能で、大会開催までの一連の流れがサイト上で完結する。また、「賞金獲得者への支払い」や「口座の管理」についてはRANKERSが代行する(デベロッパーは振込先口座情報を取り扱わない)。
気になるSDKの導入効果だが、アプリには、大会を開催することによる新規ユーザーの獲得や復帰ユーザーの増加、そして、練習などを行うため、プレイ回数や滞在時間の増加といった効果が期待できるとのこと。
なお、SDKは、Lobi REC SDKと連携し、録画された上位ランカーのプレイの視聴に加え、動画を利用した独自の不正プレイ防止機能(特許出願中)を備えている(連携版SDKは後日、配布する予定)。
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会社情報
- 会社名
- 株式会社カヤック
- 設立
- 2005年1月
- 代表者
- 代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3904