【ゲーム株概況(3/22)】円安や『Miitomo』の好スタートで任天堂が大幅高 『Miitomo』関連ではDeNAも高い アカツキはS高で公開価格を回復
連休明けとなる3月22日の東京株式市場では、日経平均株価は5営業日ぶりに反発し、前日比323.74円高の1万7048.55円で取引を終えた。海外株式市場の落ち着きや為替が1ドル=112円台と円安方向に振れたことなどを背景に前週末まで4日続落に対する買戻しの動きが目立った。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、為替の円安推移を追い風に任天堂<7974>が大幅高した。加えて、任天堂は、同社初のスマートデバイス向けアプリ『Miitomo』が配信わずか3日でユーザー数100万人を突破(関連記事)したことも好材料と受け止められているようだ。
また、『Miitomo』関連では、協業先のDeNA<2432>も同じく大幅高した。
ほか、大手ゲームではコーエーテクモHD<3635>が高く、サイバーエージェント<4751>やエイチーム<3662>なども買われた。
半面、モブキャスト<3664>やenish<3667>、アクセルマーク<3624>などが売られ、イグニス<3689>やコロプラ<3668>もさえない。
上場初日、2日目と厳しい値動きが続いていたアカツキ<3932>は、この日は一転してストップ高となり、公開価格の1930円を上回って取引を終えた。週末19日のApp Store売上ランキング(ゲームカテゴリー)で『ドラゴンボールZドッカンバトル』が首位を獲得したことなどが見直しのきっかけとなったようだ。
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■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974