アカツキ<3932>が、3月30日、持分法適用関連会社のクリームフィールドについて、債権の株式化(デッド・エクイティ・スワップ)を行い、株式を追加取得することで連結子会社化することを発表した。
今回の連結子会社化の目的は、クリームフィールドは、同社グループにおいて持分法適用関連会社として、高いデザイン力やプロデュース力を兼ね備えた優秀な人材を有しているゲーム開発会社だが、今後、同社グループの事業拡大の上で、同社の人材を一体とした開発体制を構築することで、より一層のソーシャルゲーム開発における開発力の強化、開発体制の連携強化及び業務の効率化が可能となると判断したため。
そこで、連結子会社化することを目的として、債権の株式化(デッド・エクイティ・スワップ)を実施。具体的には、クリームフィールドにおける第三者割当増資に伴い、アカツキの持株比率がクリームフィールドの発行済株式数の過半数を超えるため、連結子会社となる。
なお、今回の発表に伴うアカツキの2016年3月期の連結業績予想における影響は、営業外費用に持分法による投資損失を保守的に織り込んでいたため、軽微としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アカツキ
- 設立
- 2010年6月
- 代表者
- 代表取締役CEO 香田 哲朗
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高239億7200万円、営業利益26億7600万円、経常利益28億3400万円、最終利益12億8800万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3932