アクセルマーク、10月1日付でエフルートを吸収合併-スマホや電子書籍など新市場に注力

アクセルマーク<3624>は、本日(6月16日)、エフルートを10月1日付で吸収合併する、と発表した。存続会社はアクセルマークで、エフルートは解散となる。 アクセルマークは、携帯電話向けに「音楽」「書籍」「動画」などのコンテンツ配信を行っており、現在、150サイト以上のキャリア公式サイトを運営している。2011年9月期は、スマートフォン向けアプリ開発・提供に注力しており、電子書籍、ゲーム、占いなどを提供している。 一方、エフルートは、モバイル検索サービス「froute.jp」のほか、モバイルメディア向け最適化広告配信サービス「focas」、モバイル向け「音楽」「電子書籍」などを展開。また子会社エフルートレックスがモバイル向けソーシャルアプリの企画・開発などを行っている。 両社では、フィーチャーフォン向けコンテンツ市場の成長が鈍化するなか、スマートフォンなどの普及拡大、ソーシャルアプリや電子書籍などの新市場が拡大しつつあることを背景に、アクセルマークの「コンテンツの開発及び権利許諾ノウハウ」と、エフルートの「マーケティング力、検索や広告ネットワークなどの情報流通チャネル」を組み合わせることで、コンテンツ集客力向上や収益力向上などの新たなシナジーが創出できる、としている。 合併にあたっては、アクセルマーク株式1株に対し、アクセルマーク株式0.0057株を割り当て交付する予定。増加する株式数は、1万6530株。アクセルマークの東証マザーズ上場は維持される。 なお、合併後の人事は、アクセルマークの小林 靖弘氏が代表取締役会長に就任し、エフルートの尾下 順治氏が代表取締役社長に就任する予定。
アクセルマーク株式会社
http://www.axelmark.co.jp/

会社情報

会社名
アクセルマーク株式会社
設立
1994年3月
代表者
代表取締役社長 松川 裕史
決算期
9月
直近業績
売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3624
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