【ゲーム株概況(4/15)】新作リリースを意識してアクセルマークが3日続伸 アクロディアは通期最終赤字に転落も悪材料出尽くしに
4月15日の東京株式市場では、日経平均株価は4日ぶりに反落し、前日比63.02円安の1万6848.03円で取引を終えた。開催中のG20(主要20か国・地域)財務相・中央銀行総裁会議の結果待ちということで、手控えムードが強まる展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アクセルマーク<3624>が3日続伸し、一時は1300円台を回復する場面もあった。アクセルマークは、子会社アクセルゲームエンターテインメントの新作『ワールドクロスサーガ -時と少女と鏡の扉-』がこの日にリリース(関連記事)となっており、そのリリースに向けた思惑などから買いが先行する展開となったようだ。
また、ドリコム<3793>とアクロディア<3823>、そして大手ゲーム株ではコナミHD<9766>が買われた。アクロディアは、14日に2016年8月期通期の業績予想の修正を発表(関連記事)しており、最終赤字に転落する見通しとなったが、既に株価には織り込み済みで悪材料出尽くしとみた買いが入ったもよう。
半面、アカツキ<3932>が大幅反落した。前日まで6日続伸と大きく買われてきただけに、週末を控えて利益確定の売りに押される展開となったようだ。加えて、この日にエディア<3935>が東証マザーズに上場(関連記事)したことで、短期資金の動きが分散した可能性もありそうだ。
ほか、サン電子<6736>も急騰後の利益確定の売りが目立った。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624
会社情報
- 会社名
- THE WHY HOW DO COMPANY株式会社
- 設立
- 2004年7月
- 代表者
- 代表取締役会長 田邊 勝己/代表取締役社長 篠原 洋
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高9億0100万円、営業損失5億1400万円、経常損失4億0500万円、最終損失5億8100万円(2021年8月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3823