楽天、スマホ向け電子コミックに特化した「楽天マンガ」の提供を開始 スマホで操作しやすいように全作品が縦スクロールでも閲覧可能

楽天<4755>は、スマートフォン向けに電子コミックに特化したサービス「楽天マンガ」の提供を4月20日より開始した。

「楽天マンガ」は、スマートフォンのウェブブラウザから「楽天マンガ」ストア(http://manga.rakuten.net/)にアクセスし、電子コミックを一話単位から購入・閲覧できるサービス。無料で閲覧できる作品を含め、人気コミック約9万冊(※1)を取り扱っており、今後順次、取り扱い作品を拡充していく。トップページは、「様々なコミックとの出会い」をコンセプトに、目当ての作品を探しやすい「ストアモード」と、ジャンルごとの人気作品が見つけやすい「サーチモード」の2つがあり、利用目的に合わせて切り替えることが可能。購入したコミックは、ウェブサイトだけでなく、専用アプリ(iOS、Android)でも閲覧できる。アプリビューワーは、スマートフォンで操作しやすいよう、全作品を縦スクロールでも閲覧できるようにしている(※2)。

「楽天マンガ」での作品購入には、同ストアでの専用仮想通貨「メダル」の事前購入が必要となる。「楽天ID決済」だけでなく、携帯電話料金とあわせて支払いができる「キャリア決済」(※3)にも対応しており、クレジットカードを持たない消費者でも利用可能。「メダル」は、月額300~30,000円の最大10コースから選んで購入でき、1メダルを1円として電子コミックの購入に充てることができる。月額500円以上のコースを選んだ場合、入手できる「メダル」の数が、支払い金額に10~25%上乗せされるため(※4)、お得にサービスを利用できる。

2014年度の電子書籍市場は、推計1,266億円(前年比35.3%増)と拡大しており、ジャンル別の内訳では「電子コミック」が8割以上と市場をけん引している(※5)。楽天は、国内における電子書籍市場のさらなる活性化のため、成長の原動力である電子コミックに特化したサービスを提供することにした。

なお、「楽天マンガ」は、電子書籍取次であるメディアドゥ<3678>との協同事業となる。電子コミックサービスのシステム開発や運営などで多くのノウハウを持つメディアドゥとの連携により、ユーザーの利便性が高いサービスの提供が可能になった。

(※1)一巻単位での取り扱い冊数(2016年4月15日時点)。
(※2)タテヨコ自在読み機能「ユニバーサルフリック」を搭載した本棚&ビューワーアプリ「MD Viewer」は、メディアドゥの特許および商標。
(※3)キャリアにより、選択できる月額コースの上限が異なる。
(※4)「楽天ID決済」の場合は、月額300円のコースから、付与される「メダル」の数が支払い金額に10%上乗せされる。
(※5)出典:「電子書籍ビジネス調査報告書2015」(株式会社インプレス インプレス総合研究所発行)


■「楽天マンガ」

 

楽天マンガ

App Store

Google Play



 
楽天グループ株式会社
https://corp.rakuten.co.jp/

会社情報

会社名
楽天グループ株式会社
設立
1997年2月
代表者
代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史
決算期
12月
上場区分
東証プライム
証券コード
4755
企業データを見る
株式会社メディアドゥ
https://mediado.jp/

会社情報

会社名
株式会社メディアドゥ
設立
1996年4月
代表者
代表取締役社長CEO 藤田 恭嗣
決算期
2月
上場区分
東証プライム
証券コード
3678
企業データを見る