【速報】サイバーエージェント、2Qは売上高19%増、営業益16%増 ネイティブゲームがけん引し、ゲーム事業は営業益68%増を達成!【グラフ追加】
サイバーエージェント<4751>は、4月21日、2016年9月期の第2四半期累計(10~3月)の連結業績を発表、売上高1486億円(前年同期比19.9%増)、営業利益242億円(同16.9%増)、経常利益237億円(同12.9%増)、四半期純利益112億円(同14.1%増)となった。
セグメント別の状況は以下の通り。
①メディア事業
「AbemaTV FRESH!」(1月21日提供開始)、「AbemaTV」(3月1日先行配信開始、4月11日本開局)が開局し、動画事業等への投資を本格化していく。売上高111億2400万円(前年同期比7.3%減)、営業利益7億1900万円(同750.3%増)。
②ゲーム事業
ネイティブゲームがけん引し、売上高574億2100万円(同42.9%増)、営業利益157億7500万円(同68.1%増)。
③インターネット広告事業
スマートフォン向けのインフィード広告や動画広告の順調な販売などにより、売上高816億7700万円(同19.2%増)、営業利益75億5800万円(同13.1%増)。
※インフィード広告:Webサイトやアプリのタイムライン等に掲載される広告。
④投資育成事業
有望なベンチャー企業の発掘・育成・価値創造等を行った。売上高6億4600万円(同89.3%減)、営業利益7000万円(同98.6%減)。
⑤その他事業
シーエー・モバイル、ウエディングパークなどが属しており、売上高82億3200万円(同1.6%減)、営業利益8億4200万円(同291.5%増)。
■QonQでは小幅増収、減益での着地に
業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、売上高は前四半期比0.8%増の746億円、営業利益は同13.3%減の112億円、経常利益は同14.7%減の109億円、四半期純利益は同9.6%減の53億円となった。小幅増収ながら減益という形になるが、これはメディア事業での先行投資が、「AbemaTV FRESH!」の提供開始や「AbemaTV」の開局によって発生してきた影響などと思われる。
■2016年9月期見通し
2016年9月期の連結業績見通しは、従来予想から変更なく、売上高3000億円(前期比17.9%増)、営業利益280億円(同14.5%減)、経常利益274億円(同15.2%減)、当期純利益140億円(同5.4%減)の見込み。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751