ブロードメディア、16年3月期は10億円の最終赤字に…クラウドゲームなどの減損損失や貸倒引当金繰入額、子会社の税金費用などで

ブロードメディア<4347>は、4月22日、2016年3月期の業績予想について、売上高121億1700万円(前回予想131億円)、営業利益7100万円(同5000万円)、経常損益1億9800万円の赤字(前回開示なし)、最終損益10億8200万円の赤字(同開示なし)とした。
 

売上高については、「放送」セグメントは順調に推移し、前回予想を上回る売上高となる見込みだが、「ネットワーク営業」セグメントでの新商材の取扱開始の遅れや、クラウドゲーム事業が想定通りには拡大してなかったため、としている。営業利益の上方修正については、「コンテンツ」セグメントでの教育事業の好調さや、クラウドゲーム事業での費用抑制が奏功したとのこと。

経常損益は赤字となったが、持分法適用関連会社各社の損益を持分に応じて取り込み、持分法による投資損失1億9000万円を計上したとのこと。さらに支払利息9800万円が発生する。最終損益の赤字が大きくなるが、クラウドゲームやVPFサービスの機材などの減損処理や、貸倒引当金繰入額 1億4500万円、子会社の税金費用1億2600万円などを計上するためだ。
ブロードメディア株式会社
https://www.broadmedia.co.jp/

会社情報

会社名
ブロードメディア株式会社
設立
1996年9月
代表者
代表取締役社長 橋本 太郎
決算期
3月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4347
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