GMOインターネット、第1四半期は増収・減益…インフラ事業好調もネット証券やゲーム関連が不振

GMOインターネット<9449>は、5月9日、第1四半期(2016年1~3月期)の連結を発表し、売上高331億円(前年同期比1.8%増)、営業利益36億円(同5.0%減)、経常利益35億円(同8.5%減)、最終利益13億円(同26.9%減)だった。

 


インターネットインフラ事業が17%増収・23%営業増益と好調だったものの、稼ぎ頭であるインターネット証券が減収減益となったことや、モバイルゲームの赤字幅拡大、インターネット広告の不調などが減益要因となった。

モバイルゲームを配信するモバイルエンターテイメント事業は、売上高6億9000万円(同46.1%減)、営業損益2億2200万円の赤字(同6200万円の赤字)だった。『幻想のミネルバナイツ』をはじめとした既存タイトルがリリース後一定期間を経ていることから売上の微減傾向が続いていることに加え、内製タイトル『チェインヒーローズ』について昨年12月にテレビCMを放映したが、想定どおりの売上をあげるには至らなかった、としている。

 


なお、2016年12月期は、売上高1350億円(前期比6.9%増)、営業利益165億円(同11.5%増)、経常利益165億円(同11.1%増)、最終利益70億円(同47.8%減)を見込む。

 
GMOインターネットグループ株式会社
http://www.gmo.jp/

会社情報

会社名
GMOインターネットグループ株式会社
設立
1991年5月
代表者
代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
決算期
12月
直近業績
売上高2456億9600万円、営業利益437億4600万円、経常利益460億2500万円、最終利益132億900万円(2022年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9449
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