【KLab決算説明会1】『スクフェス』μ'sファイナルライブ連動イベント、『ブレソル』英語版リリースで売上高好調 『スクフェス』の売上の谷間で2Qは赤字拡大予想

KLab<3656>は、5月10日、2016年12月期の第1四半期(1~3月)の連結決算を発表するとともに、東京都内で証券アナリスト・機関投資家向けの決算説明会を実施した。
 
本稿では、主に第1四半期の業績報告および第2四半期業績予想についてまとめる。


同社の第1四半期連結決算は、売上高48億2000万円(前年同期比14.5%減)、営業損益7000万円の赤字(前年同期10億1900万円の黒字)、経常損益4億3500万円の赤字(同10億100万円の黒字)、四半期純損益4億1300円の赤字(同4億2500万円の黒字)となった。



同社常務取締役CFO の高田和幸氏は、業績予想(売上高43億4200万円、営業損失:3億5000万円)に対して大きく上振れしていることについて、『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』(以下『スクフェス』)にて2016年3月に行った、ユーザー数全世界2500万人&国内1500万人突破記念および、ライブ「ラブライブ!μ's Final LoveLive!〜μ'sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪〜 」と連動したキャンペーン「μ'sic Foreverキャンペーン」の実施により売上が増加したことと、『スクフェス』の簡体字版が堅調に推移したこと、2016年1月にリリースした『BLEACH Brave Souls』(以下『ブレソル』)の英語版の売上が好調に推移したこと、さらに『天空のクラフトフリート』が2周年記念イベントなどにより売上が堅調なことを挙げた。
 
減少要因については、『ブレソル』の日本語版の売上高の減少を挙げた。



国内海外売上比率については、やはり『ブレソル』の英語版リリースにより海外売上高が増加している。今期の海外売上高比率は22.4%となっており、前四半期13.3%より8.9%増加している。



費用について、各タイトルの売上高の増加に伴う、使用料、支払手数料が全四半期で増加していること、およびTVCMの実施、『ブレソル』英語版リリースにおける広告宣伝費の増加が影響で、販管費が拡大している。




続いて、第2四半期業績予想において、代表取締役社長CEO の真田哲弥氏より説明があった。



第2四半期においては、売上高35億円、営業損益は3億円の赤字を見込んでおり、売上高の減少要因について、『スクフェス』日本語版で、3月に行った「μ'sic Foreverキャンペーン」以降から、夏に放送開始が決まっているTVアニメ「ラブライブ!サンシャイン‼」までの間は売上の谷間になると話し、売上が減少するとしている。
 
『スクフェス』の売上推移の予測に関しては、2014年、2015年と同様の推移をたどると予想しているという。


▲2014年には夏のTVアニメ放送から売上高が増加し、秋にピークを迎えている。また、2015年にはやはり夏の完全新作劇場版公開から売上高が増加し秋にピークを迎えており、2016年に関しても、2QにあたるTVアニメ放送前は売上高は減少気味、TVアニメ放送から秋まで売上が増加するのではと予測。
 
また、『ブレソル』英語版についても、コアファンの獲得が一巡したとして、売上が減少、『Glee Forever!』のサービス終了も減収の要因に挙げられた。

第2四半期の費用については、広告宣伝費の削減及び、KLab Americaのスタジオ閉鎖によるコスト削減を行い、営業利益の減少を抑えるとしている。
 
 
 
KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高238億9500万円、営業損益11億500万円の赤字、経常損益10億2800万円の赤字、最終損益34億6800万円の赤字(2021年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
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