クルーズ、16年3月期は「SHOPLIST」やネイティブアプリ伸び33％増収　大規模プロモーション実施で営業利益は4.5％増にとどまる【追記】

クルーズ<2138>は、本日（5月12日）、2016年3月期の連結決算を発表し、売上高277億円（前期比33.3％増）、営業利益24億円（同4.5％増）、経常利益24億円（同2.1％増）、最終利益15億円（同11.7％増）と増収増益となった。

 

同社では、ファストファッション通販サイト「SHOPLIST.com by CROOZ」を運営するインターネットコマース事業の売上高が過去最高の145億6700万円（前の期比49.8％増）を達成し大幅増収となった。また、ゲーム事業では、「エレメンタルストーリー」、「ファイナルファンタジーグランドマスターズ」などの貢献により、売上高が130億8000万円（前の期比 19.5％増）となった。利益面では、SHOPLIST やネイティブゲームのさらなる規模拡大に向けて、テレビCMなどの大規模プロモーションを複数回実施した。販売管理費が41.3％増の78億3800万円に伸びたものの、営業利益、経常利益、最終利益が前の期の実績を上回ったとのこと。


【追記】
第4四半期の業績を見ると、売上高71億9300万円（前四半期比17.9％減）、営業利益9億3900万円（同13.3％増）、経常利益9億2400万円（同12.8％増）、最終利益6億3000万円（同5.2％増）だった。
 


なお、2017年3月期の業績予想は非開示。現時点で合理的な業績予想の算定ができないため、と説明している。