セプテーニHD、第2四半期は営業益69％増と大幅増益…スマホ向け運用型広告を中心に好調

セプテーニ・ホールディングス<4293>は、5月10日、第2四半期累計（15年10月～16年3月期）の連結を発表し、収益81億2100万円（前年同期比20.4％増）、営業利益20億1100万円（同69.4％増）、最終利益13億4300万円（同11.2％減）だった。

 

主力のネットマーケティング事業は好調に推移し、増収増益となった。スマートフォン向け運用型広告を中心とするネット広告市場の拡大を背景に、注力分野である「モバイル」「ソーシャル」「グローバル」にフォーカスし拡大を図ったとのこと。

また、メディアコンテンツ事業については、マンガコンテンツサービス「GANMA!」において先行投資を積極的に実施したことなどにより、営業損失を計上したという。現在、合計20巻の単行本を刊行し、広告販売も開始したそうだ。

2016年9月通期の見通しは非開示。第3四半期累計（15年10月～16年7月期）のみ発表し、収益129億2100万円（前年同期比24.9％増）、Non-GAAP営業利益31億1900万円（同55.0％増）、最終利益20億2300万円（同0.9％減）を見込む。