バーチャルリアリティ(VR)制作ソフトウェアを開発するDVERSE(米国デラウェア州、以下「ディヴァース」)は、500 Startups Japan)、Colopl VR Fund、KLab Venture Partners、アドウェイズ<2489>、ウィルグループインキュベートファンド、スローガン、川田尚吾氏(DeNA共同創業者)などからConvertible Note(日本における転換社債型新株予約権付社債に相当)による総額103.9万米ドル(約1.1億円)の資金調達を実施したことを発表した。
ディヴァースは、次世代端末として話題のヘッド・マウント・ディスプレイ(HMD)を使用するバーチャルリアリティ(VR)制作ソフトウェア「SYMMETRY(シンメトリー)」を開発しており、今回の資金調達により開発体制を強化し、誰もが簡単にVRコンテンツを制作し楽しむためのソフトウェア構築を早急に進めていく。
「SYMMETRY(シンメトリー)」は、「簡単」「リアルタイム」「高品質」を特徴とするVRコンテンツ制作ソフトウェア。3DCADデータ/3Dモデルファイルを入力し、VR空間内において直観的な操作でシーンの編集と即時の確認を行い、様々な端末向けのVRコンテンツの出力が可能だ。まずは建築/土木分野向けの製品提供を目指すという。
※シンメトリーとは「対称性」を意味し、ユーザーの頭の中に想い描いたイメージ、アイデアをそのままVR空間に投影し生み出すことが出来るモノ、場所として命名された。