【ゲーム株概況(6/29)】海外市場や為替の落ち着きで任天堂が1万4000円台半ばまで値を戻す ガーラは大幅続落して一時300円台割れに

6月29日の東京株式市場では、日経平均株価は3日続伸し、前日比243.69円高の1万5566.83円で取引を終えた。前日の欧米市場が反発し、落ち着きを取り戻したことで、国内市場も朝方から買いが先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、為替が1ドル=102円台まで円安方向に戻してきたこともあり、任天堂<7974>が買われ、1万4000円台半ばまで値を戻した。

また、大きく売られていた銘柄の買い戻しの動きも目立ち、アエリア<3758>やenish<3667>、モバイルファクトリー<3912>、アクセルマーク<3624>、KLab<3656>などが買われた。

半面、前日にストップ高まで買われたモブキャスト<3664>やドリコム<3793>は利益確定の売り物に押され、サイバーエージェント<4751>やアカツキ<3932>もさえない。

上場廃止に係る猶予期間入りを嫌気し、前日はストップ安となったガーラ<4777>は大幅続落し、一時は300円台を割り込む水準まで売り込まれた。


■関連銘柄
 
株式会社ガーラ
http://www.gala.jp/

会社情報

会社名
株式会社ガーラ
設立
1993年9月
代表者
代表取締役 グループCEO キム・ヒョンス
決算期
3月
直近業績
売上高14億9700万円、営業損益2億9600万円の赤字、経常損益2億6200万円の赤字、最終損益2億3000万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4777
企業データを見る
任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
企業データを見る