6月24日付の日本経済新聞朝刊は、携帯電話やパソコンで楽しむネットゲームの市場が拡大しており、その成長の原動力は30代以上の大人であると報じている。
報道によれば、すき間時間に積極的に遊ぶ人が増えたうえ、若い世代よりも支出をいとわない傾向が強く、いったんゲームをやめた人が昔遊んだ懐かしいタイトルが携帯で遊べるなどと再開するケースが多いとのこと。
ネットゲーム市場でも特に伸びが大きいのはソーシャルゲーム。比較的、購買力の高い大人が支出を気にせずに遊んでいるという。「Mobage」は、3月末で、30代以上の会員が全体の41%と1年半前に15ポイント上昇し、会員数も前年比1.5倍に拡大した。
また、スクウェア・エニックスとヤフーが30代以上を想定して開発したPC向けゲーム「戦国IXA」は提供開始から半年で会員数が50万人を突破。夜間にユーザー同士の大規模な対戦をできなくするなど社会人向けの工夫が評価されている模様。