【ゲーム株概況(7/20)】『街コロマッチ!』の事前登録開始でAimingが動意 任天堂は目先達成感で反落…『ポケモンGO』の国内配信にらみ思惑も

7月20日の東京株式市場では、日経平均株価は7営業日ぶりの反落となり、前日比41.42円安の1万6681.89円で取引を終えた。前日までの6日続伸による過熱感の高まりから、朝方から売り優勢の展開となり、一時は下げ幅150円超まで売られたものの、一巡後は次第に下げ幅を縮小した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、Aiming<3911>が一時558円まで買われるなど動意づいた。Aimingは、同社とグランディングのタッグが贈る新感覚サイコロゲームアプリ『街コロマッチ!』の事前登録が開始となったことが材料視された。

また、イグニス<3689>やクルーズ<2138>も買われ、直近IPOのアカツキ<3932>やエディア<3935>も大幅高した。イグニスは子会社studiokingが手掛ける『ぼくとドラゴン』がApp Storeの売上ランキングで16位まで上昇してきたことも評価材料となっているもよう。

半面、前日に3万円大台を回復した任天堂<7974>は、さすがに目先達成感が強まったこともあって反落した。ただ、期待の新作『ポケモンGO』の日本での配信開始は様々な情報が錯綜しており、今後も株価への大きな刺激材料となりそうだ。

ほか、ガンホー<3765>やカヤック<3904>もさえず、モバイルファクトリー<3912>も大幅続落した。


■関連銘柄
任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
企業データを見る