IT系求人・転職サイト『IT転職ナビ』を運営するワークポートは、5月のディレクター・プロデューサー職採用動向を発表した。
ワークポートは、ソーシャールゲームやオンラインゲームの求人数は、ディレクター・プロデューサーともに5%増加した、としている。継続募集だけでなく、新規参入企業の求人も多く見られたとのこと。
また、WEB(PC)・モバイル・スマートフォンも、PC向け・スマートフォン向けを中心に好調が続いている一方、ガラケー向けの新規求人はほとんどなく、市場の変化が顕著に表れていると分析している。
コンシューマーゲームプランナー・ディレクター・プロデューサーは、プランナーやディレクターの新規増員と継続募集が大きく貢献する形で久しぶりに増加したようだ。コンシューマーを中心として、プラットフォーム不問で幅広くゲーム開発をやりたい人向けの求人が増えているのが特徴。
これについて、ワークポートでは、モバイルやオンライン・ソーシャルゲームに参入した企業がプラットフォームにこだわらず、ゲームを開発していくケースが増えていることが原因と指摘している。これらの求人はコンシュマーゲーム業界からソーシャルゲーム・オンラインゲームの開発に移行したい人、もしくは、ソーシャルゲーム・オンラインゲームからオンラインゲームに移行したい人に門戸が開かれているため、人気も非常に高い模様。
ワークポートでは、ソーシャルゲームについてはFacebookやスマートフォンへの積極的な展開が目立ったほか、海外展開を視野に入れた求人も見られるようになっており、今後も継続的な採用ニーズが見込めるとの見方を示した。
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