CRIミドルウェア、第3四半期は営業益37%増と大幅増益 スマホや遊技機、警報機、家電の受注拡大 通期はVRや医療などで予算達成目指す

CRI・ミドルウェア<3698>は、8月10日、第3四半期(2015年10月~2016年6月)の連結を発表し、売上高9億4500万円(前年同期比13.6%増)、営業利益2億0600万円(同37.5%増)、経常利益1億9400万円(同32.7%増)、最終利益1億2600万円(同43.6%増)だった。

 


同社では、スマートフォンゲーム向けが伸び、堅調に推移したことに加え、遊技機の規制による台入れ替えの特需、警報機や家電への受注獲得により、許諾売上が増加した、としている。ミドルウェア許諾に伴うサポート増加による原価増加や、海外展開に伴う準備費等増加といった費用の増加を吸収した。

続く2016年9月通期は、売上高14億円(前期比17.1%増)、営業利益3億2000万円(同19.9%増)、経常利益3億2000万円(同22.2%増)、最終利益2億1400万円(同33.1%増)を見込む。

 


同社では、以下の案件獲得により通期予想を達成する、としている。

・ゲーム分野:PlayStation®VR 対応、触覚ミドルウェア提供開始による売上拡大。
・組込み分野:遊技機向け許諾の売上拡大や、家電等での受注獲得。
・医療ヘルス分野:医学部生向け教育システム開発の受注獲得。
・新規分野:動画圧縮ソリューションの受注獲得。
株式会社CRI・ミドルウェア
http://www.cri-mw.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社CRI・ミドルウェア
設立
2001年8月
代表者
代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
決算期
9月
直近業績
売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3698
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