gumi<3903>は、本日(8月22日)、韓国大手ゲームパブリッシング企業YJM Gamesと韓国においてバーチャルリアリティ(VR)技術を活用したプロダクト開発を行うスタートアップに対し、全般的な支援を提供する合弁会社Seoul VR Startups(SVS)の設立に向けた基本合意書を締結すると発表した。出資比率は、gumiが34%で、YJM Gamesが66%で、今年9月に設立する予定。gumiの持分法適用会社になる。
今回設立することで合意したSVSは、韓国におけるVR技術を活用したスタートアップに対し全般的な支援を提供する。資金提供だけでなく、エンターテイメント業界のノウハウの提供、経営や開発等のアドバイスの提供、ワーキングスペースの無償提供など、必要に応じて事業協力を行うという。
モバイルオンラインゲーム業界は、スマートフォンの普及とともに成長を遂げてきたが、近年ニーズの多様化が進む中、ゲームとの親和性が高いVR技術に注目が集まっている。韓国VR産業協会資料によると、韓国におけるVR市場規模は、2020年には5兆7000億ウォンになると予測されているとのこと。
なお、本件のgumiの業績に与える影響は軽微となる見通し。今後、業績に重要な影響を及ぼすことが明らかになった場合、速やかに開示する、としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903