ドリコム<3793>と、人工知能を駆使したビッグデータ解析事業を手がけるFRONTEの100%子会社で、人工知能によるデジタルマーケティング事業を展開するFRONTEOコミュニケーションズは、ドリコムが提供するスマホゲームでのユーザーからの問い合わせにおいて、FRONTEOが独自に開発した人工知能エンジン「KIBIT(キビット)」を用いて、問い合わせ内容の自動判別を行うなどの大規模検証を2016年8月より開始したことを発表した。
今回の取り組みは、ドリコムが提供するスマホゲームのサポート部門での問い合わせ対応において、FRONTEOの人工知能「KIBIT」を用いて、ゲームユーザーが書いたテキストの解析を行い、自動で判別することでサポート業務の一層の効率化を目指すもの。今後のスマホゲームユーザーの増加やユーザー層の裾野拡大に伴い、問い合わせへの早期回答や更なるユーザーの満足度向上のための仕組みづくりを行う。
両社が今回の取り組みを始めた背景として、2016年6月から7月にかけて、KIBITによる解析のPoC(概念検証)において、問い合わせ内容に含まれるユーザーの要求や希望する対応の意味をKIBITが捉え、サポート部門が見つけ出したい内容に応じて、判定を高い精度で自動的に行えたことが挙げられる。
8月からの検証において、両社はより大規模なデータを用いて解析を行い、早期の回答を実現するための問い合わせの仕分け方、判別項目の立て方を検討し、複数の正解がある場合などの取り扱いなど、KIBITの学習精度をさらに向上させつつ、使い勝手によい仕組みの構築を目指す。将来的には、これらの検証で得たノウハウを活かし、業務適用範囲を広げていき、さらなる価値創出を図っていく。
■KIBITについて
FRONTEOの人工知能「KIBIT」は、人工知能関連技術のLandscapingと行動情報科学を組み合わせた日本発の人工知能エンジンで、人間の心の「機微」(KIBI)と、情報量の単位である「ビット」(BIT)を組み合わせ、「人間の機微を理解する人工知能」を意味している。テキストから文章の意味を読み取り、人の暗黙知や感覚を学ぶことで、人に代わって、判断や情報の選び方を再現することができる。
今回の取り組みは、ドリコムが提供するスマホゲームのサポート部門での問い合わせ対応において、FRONTEOの人工知能「KIBIT」を用いて、ゲームユーザーが書いたテキストの解析を行い、自動で判別することでサポート業務の一層の効率化を目指すもの。今後のスマホゲームユーザーの増加やユーザー層の裾野拡大に伴い、問い合わせへの早期回答や更なるユーザーの満足度向上のための仕組みづくりを行う。
両社が今回の取り組みを始めた背景として、2016年6月から7月にかけて、KIBITによる解析のPoC(概念検証)において、問い合わせ内容に含まれるユーザーの要求や希望する対応の意味をKIBITが捉え、サポート部門が見つけ出したい内容に応じて、判定を高い精度で自動的に行えたことが挙げられる。
8月からの検証において、両社はより大規模なデータを用いて解析を行い、早期の回答を実現するための問い合わせの仕分け方、判別項目の立て方を検討し、複数の正解がある場合などの取り扱いなど、KIBITの学習精度をさらに向上させつつ、使い勝手によい仕組みの構築を目指す。将来的には、これらの検証で得たノウハウを活かし、業務適用範囲を広げていき、さらなる価値創出を図っていく。
■KIBITについて
FRONTEOの人工知能「KIBIT」は、人工知能関連技術のLandscapingと行動情報科学を組み合わせた日本発の人工知能エンジンで、人間の心の「機微」(KIBI)と、情報量の単位である「ビット」(BIT)を組み合わせ、「人間の機微を理解する人工知能」を意味している。テキストから文章の意味を読み取り、人の暗黙知や感覚を学ぶことで、人に代わって、判断や情報の選び方を再現することができる。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793