【ゲーム株概況(9/9)】「TGS2016」に『乖離性ミリオンアーサーVR』出展のグリーが高い　アクセルマークは朝方急騰するも“往って来い”に

9月9日の東京株式市場では、日経平均株価は3日ぶりに小反発し、前日比6.99円高の1万6965.76円で取引を終えた。北朝鮮の核実験が報じられたことで地政学リスクを意識した売りに前場は押される展開となったが、日銀によるETF（上場投資信託）買いへ期待などが株価の下支えとなり、後場に入ると盛り返した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、「東京ゲームショウ2016」にスクウェア・エニックスと共同開発した『乖離性ミリオンアーサーVR』を出展することなどを発表（関連記事）したグリー<3632>がVR関連であらためて物色を集めたほか、来週12日に決算発表を控えるgumi<3903>も買われた。

ほか、アエリア<3758>やモバイルファクトリー<3912>、ガーラ<4777>なども高い。

半面、前日急騰した任天堂<7974>とDeNA<2432>はともに利益確定の売りに押される展開となり、シリコンスタジオ<3907>も大幅続落となった。『ワールドクロスサーガ』が350万ダウンロード突破や、TVCMの放映決定（関連記事）を材料に朝方大きく買われたアクセルマーク<3624>は、買い一巡後に値を下げ、一転マイナス圏に沈むなど乱高下した。
 
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