セガゲームスは、この日(9月21日)、東京都内で、人気パズルRPG『ぷよぷよ!!クエスト』の新テレビ CM発表会を開催した。オリエンタルラジオの中田敦彦さんと、シドニー五輪銀メダリストの篠原信一さん、フルーツポンチの村上健志さん、亘健太郎さんが登場した。
「ぷよクエ」では、2016年7月よりゲームの楽しみ方を伝えるため“ぷよクエ特別レポーター”として、中田さんを起用した。「あっちゃんの!ぷよクエ最強プレイヤーへの道」と題した企画を進行してきたが、短期間で「ぷよクエ」が巧くなりすぎた中田さんがチャンピオン宣言をするなど大暴走。さらに、そんな中田さんに戦いを挑んだ細山田水紀プロデューサーが敗北したことにより、過去最大の危機に直面していた。この振る舞いにセガゲームスでは「遺憾の意」を表明していた。
発表会の冒頭、細山田氏が登壇した。まず、中田さんを起用した経緯を説明した。10年間、プロデューサーをやってきたが、2006年のシリーズ15周年の時以来の付き合いがあるという。中田さんは『ぷよクエ』で遊んだことはないということで、リアルタイム対戦を導入する際、初心者でもすぐに遊べることを強調したいと思い、出演を依頼したそうだ。しかしその狙いに反し、「中田さんが暴走する事態に至りました」と無念そうに語った。今回、打倒・中田敦彦のため、最強の刺客を呼んだとのことだった。
ここで最強の刺客として、柔道着を着た篠原信一さんがさっそうと登場。腕立て伏せや打ち込みを入念に行うなど準備を行っており、「ガンガン倒しますんで!」と自信満々の様子だった。しかし、『ぷよクエ』を練習してきたという言葉はない。不安に思った細山田氏は『ぷよクエ』の練習の有無を確認すると、柔道で中田さんを倒すつもりだったことが発覚。篠原さんはそれでも意に介さず「(『ぷよクエ』を)知っている」「自分は最強ですから大丈夫!」と繰り返すのみだった。
▲あくまで「自分は最強」「(ぷよクエを)知っている」と言い張る篠原さん。
続いて、中田さんが屈強なSPを引き連れて登場した。細山田氏と篠原さんのやり取りを聞いていたという中田さんは、「最強違いのようですね」と冷笑を浮かべつつ、「『ぷよクエ』は頭脳戦なんですよ」と篠原さんを挑発した。篠原さんは、「あららら、文武両道の篠原信一のことを知りません?」と応じた。また、ゲームを知っているだけで遊んたことがないのではないかという中田さんの口撃に対しても、篠原さんは「僕くらいになると、何をやっても最強なんです」と余裕の対応。
自分が出るまでもないと判断したのか、本音では篠原さんの腕前を見たいと思ったのか、中田さんは、同期ではあるものの、手下(?)であるフルーツポンチの村上さんと、亘さんを呼び、篠原さんと対戦するよう命じた。手が大きくてスマホで遊べないという篠原さんのために中田さんは大型スマホを手配し、篠原さんと村上さんの対戦がスタート。「アンタなんかに負けるわけないでしょ」と噛み気味に篠原さんを挑発した村上さんだったが、ゲームでは終始優位に進め、あっさりと勝利した。
▲みかねた細山田氏が篠原さんにアドバイスを行うも...。
▲圧勝し高々と手を挙げる村上さん。
ゲームの対戦結果に納得の行かない篠原さんは、「何だよ、お前!」と村上さんに襲いかかろうとして、SPに連れ去られてしまった。中田さんは、2人にねぎらいの言葉をかけた後、細山田氏に対して「もう終わりにしましょう。最強だと認めてくれますね?」と高笑いしながら勝利宣言。続けて「誰か、僕を倒してくれませんか?」と述べると、暗転し、「ぷよクエ」最強戦士を探す「ぷよクエの最強王者決定戦」を告知する新テレビCMが上映された。
▲負けた腹いせに村上さんに襲いかかろうとしてSPに連行される篠原さん。巻き添えで村上さんも連れ出されてしまった。
▲最強と信じて招聘した篠原さんの惨敗がショックでしゃがみ込んでしまった細山田氏。最強の刺客が破れてしまった細山田氏だが、失望の色を隠せなかったものの、その目はまだ死んでいない。打倒・中田敦彦を諦めていなかったのだ。細山田氏は、次なる手段として、本日(9月21日)より「ぷよクエ」最強戦士を募るゲーム大会「ぷよクエ最強王者決定戦」を開催し、中田さんを倒せるプレイヤーを全国から募っている。我こそはという人はぜひ予選に参加して欲しい。詳細は特設サイトを参照のこと。
▲対決色をますます強める中田さんと細山田氏。
■『ぷよぷよ!!クエスト』
(編集部 木村英彦)
© SEGA
会社情報
- 会社名
- 株式会社セガ
- 設立
- 1960年6月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 里見 治紀/代表取締役社長執行役員COO 内海 州史/代表取締役副社長執行役員Co-COO 杉野 行雄
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1916億7800万円、営業利益175億3900万円、経常利益171億9000万円、最終利益114億8800万円(2023年3月期)