ケイブ<3760>は、10月13日、2017年5月期の第1四半期(6~8月)の決算を発表、売上高6億7200万円(前々期比32.0%増)、営業損益1億8600万円の赤字(前年同期5400万円の赤字)、経常損益1億8700万円の赤字(同6000万円の赤字)、四半期純損益3億3400万円の赤字(同6000万円の赤字)と赤字転落した。
スマートフォンネイティブゲーム『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい~』が2016年8月に300万ダウンロードを突破した。また、そのプロモーションを目的に、8月12日から14日まで開催された「コミックマーケット90」に出展し、リアルイベントを通じたユーザー交流を行うとともに、8月20日から28日まで全国TVCMを放映し、多くの新規ユーザーを獲得した。しかし、プロモーション活動への先行投資により、売上高を伸ばした一方で、広告宣伝費及び販売促進費が前年同期と比較して1億9900万円増加した。
さらに四半期純損益については、収益が見込めなくなったコンテンツまたはゲームに関連する資産について、各資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減少額1億4600万円を減損損失として計上したことも響いた。
■QonQでは4.7%の増収ながら赤字転落に
業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、売上高は前四半期4.7%増と順調に拡大したものの、各利益項目は赤字転落となった。売り上げは順調に伸びているものの、全国でのTVCM放映など積極的なマーケティング活動が先行費用として大きく影響した結果と言えそうだ。
なお、2017年5月期通期の業績予想については非開示。『ゴシックは魔法乙女』が好調に推移し、2016年5月期は黒字化を達成したが、1タイトルへの依存度が高くなっており、『ゴシックは魔法乙女』の動向によって全社業績が大きく左右されることから、現時点においては、信頼性の高い通期及び半期の業績予想数値を算出することが困難であるためとしている。
スマートフォンネイティブゲーム『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい~』が2016年8月に300万ダウンロードを突破した。また、そのプロモーションを目的に、8月12日から14日まで開催された「コミックマーケット90」に出展し、リアルイベントを通じたユーザー交流を行うとともに、8月20日から28日まで全国TVCMを放映し、多くの新規ユーザーを獲得した。しかし、プロモーション活動への先行投資により、売上高を伸ばした一方で、広告宣伝費及び販売促進費が前年同期と比較して1億9900万円増加した。
さらに四半期純損益については、収益が見込めなくなったコンテンツまたはゲームに関連する資産について、各資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減少額1億4600万円を減損損失として計上したことも響いた。
■QonQでは4.7%の増収ながら赤字転落に
業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、売上高は前四半期4.7%増と順調に拡大したものの、各利益項目は赤字転落となった。売り上げは順調に伸びているものの、全国でのTVCM放映など積極的なマーケティング活動が先行費用として大きく影響した結果と言えそうだ。
なお、2017年5月期通期の業績予想については非開示。『ゴシックは魔法乙女』が好調に推移し、2016年5月期は黒字化を達成したが、1タイトルへの依存度が高くなっており、『ゴシックは魔法乙女』の動向によって全社業績が大きく左右されることから、現時点においては、信頼性の高い通期及び半期の業績予想数値を算出することが困難であるためとしている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760