モバイルファクトリー、3Qは売上高19%増、営業益98%増と大幅増収増益を達成 位置情報連動型ゲームの売上高は98%増の7.6億円に(グラフ追加・追記)

モバイルファクトリー<3912>は、10月20日、2016年12月期の第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表、売上高14億8100万円(前年同期比19.2%増)、営業利益4億6100万円(同98.7%増)、経常利益4億6200万円(同2.0倍)、四半期純利益3億500万円(同2.2倍)となった。
 

位置情報連動型ゲームは、ユーザーのエンゲージメントを高めるイベントの実施、コンテンツの強化を中心に取り組んだ。『駅奪取』はアソビューとのコラボレーション企画「アソビューであそぼー!東京編」を実施した。また、『ステーションメモリーズ!』は、自治体や交通事業者等との連携企画の開始や、ゲーム内でのイベントや新機能の実装を行った。これらのゲーム内外を通じたエンゲージメントを高める施策により、位置情報連動型ゲームの売上高は前年同期比98.9%増の7億6600万円となった。

一方、スマートノベルについては、売上高全体への寄与度が減少。コンテンツサービスは、減少しているが計画以上で推移した。
 

■QonQでも増益、過去最高の営業利益を達成
業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、第3四半期期間(7~9月)の売上高は前四半期比横ばいの4億9900万円、営業利益は同9.5%増の1億6200万円、経常利益は同9.5%増の1億6200万円、四半期純利益は同7.0%増の1億700万円となった。広告宣伝費は前四半期の6800万円から7400万円に増加したものの、原価の減少でこれをカバーしており、過去最高の利益を達成した。
 

なお、2016年12月期通期の予想については、第2四半期決算発表時の上方修正予想から変更なく、売上高19億7100万円(前期比12.5%増)、営業利益5億2000万円(同65.7%増)、経常利益5億2100万円(同70.4%増)、当期純利益3億4000万円(同84.0%増)の見込みとしている。
 

 
株式会社モバイルファクトリー
http://www.mobilefactory.jp/

会社情報

会社名
株式会社モバイルファクトリー
設立
2001年10月
代表者
代表取締役 宮嶌 裕二
決算期
12月
直近業績
売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3912
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