ガンホー、第3四半期は減収減益、営業益は38%減の365億円に…スマホゲームの売上減を受けて


同社では、スマートフォン向けゲームの売上高が減少したことから前年同期比で減収となったことを受けて、営業利益、経常利益、最終利益も減益となった。同社では、新作ゲームの開発とともに、既存ゲームのMonthly Active User(月に1回以上ゲームにログインしている利用者)の維持・拡大に注力してきた、としている。
新作ゲームでは、7月28日にニンテンドー3DS 向け「パズドラクロス」を発売。2016年中にプレイステーション4向けオンラインアクションゲーム「LET IT DIE」と、スマートフォン向けRPG「SEVENTH REBIRTH(セブンス・リバース)」の配信を行う予定だ。
また、パートナーパブリッシング事業では、ゲームロフト社から日本国内におけるパブリッシング権を獲得したスマートフォン向けゲーム「ディズニー マジックキングダムズ」の事前登録を9月5日より開始し、10月3日にAndroid版、10月11日にiOS版の正式サービスを開始した。
【追記】
第3四半期(7~9月期)をみると、売上高259億円(前四半期比12.7%減)、営業利益98億円(同21.1%減)、経常利益97億円(同21.0%減)、最終利益63億円(同16.4%減)だった。四半期売上高と営業利益の推移は以下のとおり。
【ガンホーの四半期売上高・営業利益(単位:億円)】
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2016年12月通期の見通しは非開示。コンテンツ関連の新規性の高い事業を展開しており、短期的な事業環境の変化が激しいことなどから、業績の見通しは適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、と説明している。
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1036億円、営業利益174億9100万円、経常利益200億1300万円、最終利益111億7100万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765