ボルテージ、1Qは売上高11%減、5100万円の営業赤字を計上 既存タイトルの売上が減少 「男性向け」「パズルアクション」など新規モデルは伸長(グラフ追加・追記)

ボルテージ<3639>は、11月2日、2017年6月期の第1四半期(7~9月)の連結決算を発表、売上高24億6900万円(前々期比11.2%減)、営業損益5100万円の赤字(前年同期7500万円の赤字)、経常損益6200万円の赤字(同8300万円の赤字)、四半期純利益5700万円の赤字(同7500万円の赤字)となった。
 

各事業区分ごとの状況は以下の通り。

①基幹モデル(既存展開)
主に「F2Pシリーズ」のソーシャル専業PF向けと「P2Pシリーズ」のOS系PF向けの減少が続き、売上高は17億5200万円(前年同期比25.5%減)となった。

②基幹モデル(新展開)
「L10Nシリーズ」において一部タイトルの不調などがあったものの、「シークシリーズ」の拡大により、売上高は5億3000万円(同27.9%増)となった。

③新規モデル
「男性向けサスペンスシリーズ」の拡大及び「パズルアクションゲームシリーズ」の積み上げにより、売上高は1億8700万円(同1051.3%増)となった。

■営業益と経常益は4四半期ぶり、四半期純利益は2四半期連続の赤字に
業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、売上高は前四半期比6.8%減の24億6900万円と減少した。さらに営業損益と経常損益は4四半期ぶり、四半期純利益は2四半期連続の赤字計上となっている。
 

なお、2017年6月期の連結業績予想については、従来予想から変更なく、売上高113億円(前期比0.7%増)、営業利益6億円(同13.0%増)、経常利益6億円(同22.9%増)、当期純利益3億4000万円(同61.6%増)の見込み。
 
株式会社ボルテージ
http://www.voltage.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ボルテージ
設立
1999年9月
代表者
代表取締役社長 津谷 祐司
決算期
6月
直近業績
売上高42億5700万円、営業損益8400万円の赤字、経常損益6300万円の赤字、最終損益3900万円の赤字(2023年6月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3639
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