ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>の守安功社長は、本日(12月1日)、展開している9つのキュレーションメディア(WELQ、iemo、Find Travel、cuta、UpIn、CAFY、JOOY、GOIN、PUUL)を本日18時をもって非公開化することを明らかにした。
WELQにおいて専門家による監修のないまま、根拠が不明確な医療関連記事を載せていたことへの批判が多くでていたことに加え、WELQを含めたキュレーションメディアの記事制作のプロセスに問題があるという指摘もあった。さらにDeNAに対する責任所在の考え方についての指摘も受けていた。
これらを受けて、同社で運用の事態を調査したところ、共通する運営体制・方針の9つのメディアに関して、マニュアルやライターへの指示などにおいて、他サイトからの文言の転用を推奨していると捉えられかねない点があり、守安氏自身、モラルに反していないという考えを持つことができなかったと述べた。
この結果、このまま記事を提供し続けることは許されないと判断し、今回の決定に至ったという。今後、MERYを含めた全メディアに関して守安氏自身が委員長となるキュレーション管理委員会を通じて、これまでの記事作成プロセスとその中身の精査を行う。さらに運営のあり方を抜本的に見直す。
なお、これら一連の責任を重く受け止め、経営責任を明確にするために、守安氏自身の報酬を減額することに決定したとのこと(月額報酬の30%を6ヶ月間減額)。これにとどまらず、今回表明した改善をしっかりやりきることこそが最大の経営責任であるとした。
WELQにおいて専門家による監修のないまま、根拠が不明確な医療関連記事を載せていたことへの批判が多くでていたことに加え、WELQを含めたキュレーションメディアの記事制作のプロセスに問題があるという指摘もあった。さらにDeNAに対する責任所在の考え方についての指摘も受けていた。
これらを受けて、同社で運用の事態を調査したところ、共通する運営体制・方針の9つのメディアに関して、マニュアルやライターへの指示などにおいて、他サイトからの文言の転用を推奨していると捉えられかねない点があり、守安氏自身、モラルに反していないという考えを持つことができなかったと述べた。
この結果、このまま記事を提供し続けることは許されないと判断し、今回の決定に至ったという。今後、MERYを含めた全メディアに関して守安氏自身が委員長となるキュレーション管理委員会を通じて、これまでの記事作成プロセスとその中身の精査を行う。さらに運営のあり方を抜本的に見直す。
なお、これら一連の責任を重く受け止め、経営責任を明確にするために、守安氏自身の報酬を減額することに決定したとのこと(月額報酬の30%を6ヶ月間減額)。これにとどまらず、今回表明した改善をしっかりやりきることこそが最大の経営責任であるとした。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432