Game Server Services、スマートデバイスゲーム向けmBaaSサービス「GS2」のオープンβテストを開始 最安で1時間あたり2円での利用も

Game Server Servicesは、スマートデバイス向けゲームに最適化したゲームサーバを1時間あたり数円から利用できるmBaaS(Mobile Backend as a Service) サービス「Game Server Services(GS2)」のオープンβテストを12月14日より開始したことを発表した。

GS2は、最先端のサーバテクノロジーである「サーバレスアーキテクチャ」を活用して開発されており、アクセス数の増大に対してメンテナンス時間無しで拡張可能な「伸縮性」や、ハードウェア障害・データセンターが被災するような事態が発生しても、データの消失・停止することなくサービスを継続できる「高可用性」を特徴としている。この特徴により、事前にアクセス数を予測することが難しいゲームサービスにおいても、安定したサービスを提供することができるようになる。

さらに、このような特徴を持ちながらも初期費用は必要なく、サーバ起動時間1時間あたり・API呼び出し回数による従量課金制を採用しており、最も安いサービスであれば1時間あたり2円という、リーズナブルな価格でゲームサーバを利用することができる。

▼オープンβテスト期間
2016年12月14日から2017年春頃まで
※正式サービスとの違いはSLA(サービス品質保証)の有無となる。

■オープンβテストキャンペーン
オープンβテストの開始を記念して、2017年1月31日までにアカウントを登録すると、もれなく翌月末まで利用できるクーポンを1万円分付与する。このキャンペーンにより、GS2のサービスを無料で体験することができる。
※本キャンペーンの期間・内容は変更される可能性がある。

■オープンβテスト開始時点で提供されるサービス
・マッチメイキング
対戦・協力プレイ相手を見つけるシステム
・リアルタイム通信
対戦・協力プレイで他プレイヤーとメッセージを相互にやりとりするシステム
・ランキング
スコアやクリアタイムを順位付けするシステム
・受信ボックス(プレゼントボックス)
お知らせやプレゼントを配布するシステム
・スタミナ管理
時間経過で回復するゲームをプレイするのに必要なポイントを管理するシステム
※サービスの詳細は(https://gs2.io)で確認することができる。

その他、新サービスを続々追加予定。

■今後の展開
「脱ゲームサーバ開発 ~ゲームサーバは作るものから使うものへ~」をスローガンに、スマートデバイス向けゲームを開発する際にゲームサーバの開発・運用をせずにゲーム事業を展開できるようにすることを目標とし、さらなるサービス拡充を続けていく。GS2は低価格で簡単に利用を開始できることから、家庭用ゲーム機向けにゲームを開発してきたような、サーバ開発をあまり得意としない開発者や、これまでサーバを利用したゲームを開発することのできなかったインディーゲーム開発者のスマートデバイス市場での活躍をサポートしていくことを考えているとしている。